ノーチラス(USS Nautilus, SSN-571)は、アメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦。世界初の原子力潜水艦である。ノーチラスの名は、米海軍艦艇としては6代目(ノーティラスを参照)にあたる。 概要[編集] 「アメリカ原子力海軍の父」とも称されるハイマン・G・リッコーヴァー提督の強力な指導のもとに計画・建造された、世界最初の原子力潜水艦。潜水艦が、「潜航可能な船(submersible ship)」ではなく、水中活動をこそ常態とする「真の潜水艦(submarine)」への進化を遂げた画期をなす艦として有名である。 艦型や構造は第二次世界大戦型の艦隊潜水艦のそれを踏襲しているが、司令塔は廃止され、指揮区画は発令所へ集中配置された。アルバコア(USS Albacore, AGSS-5699)の実験結果により、1軸推進の優位は既に実証されていたが、冗長性を確保するために2軸推進が採用された。
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