カナダ・ケベック州のサーカス・カンパニー Le Gros Orteil による、クラウン (道化) の一人舞台です。 舞台には下手にポール、中央に本棚、上手に事務机、さらに脇にビートボックスやエフェクタの小机。 空想に耽りがちのダメ司書くん Émile が図書館開館前の準備する様を、 スラップスティックなコメディの合間に、 チャイニーズポール、ヒップホップ・ダンス、ビートボクシング、シガーボックス・ジャグリング、ディアボロなどの技を交えて行きます。 ちょうど前日に観たエノケンの映画『兵六夢物語』の兵六も空想癖のあるダメ男だったなと思いつつ [鑑賞メモ]、 こういうスラップスティック・コメディ定番の枠組みを使い、 空想の場面を活かした技の見せ場とコメディ・リリーフでメリハリを付けて、約1時間のショーとしてまとめ上げていました。 夏休みの親子向けプログラムということで、客席には親子連れが多くい