1881年に銀座で創業し、2021年に140周年を迎えるセイコーホールディングス。2020年8月には時計の歴史を伝える「セイコーミュージアム 銀座」がオープンし、銀座のランドマークとして知られる「和光本館」もリニューアルグランドオープンするなど、長い歴史を継承しながら新たな一歩を踏み出している。このふたつの施設の空間づくりを担ったのが丹青社だ。 日本の時計産業の発展を担ってきたセイコーが、創業の地である銀座にオープンした「セイコーミュージアム 銀座」。華やかなこの街にあらわれた「時と時計の博物館」とは、どんな空間なのか。館長の村上斉さん、丹青社デザインセンターの高橋久弥さんにお話をうかがった。 ※本取材は感染症対策を万全に行った上で実施されました 個性的な6フロアによる多層のミュージアム ──セイコーミュージアムとはどんな施設なのでしょうか? 村上斉さん(以下、村上): セイコーミュージア
![“時と時計”の歴史を通じ、企業文化を発信する「セイコーミュージアム 銀座」(1) - デザイン情報サイト[JDN]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/60939c0e4ab01d77d09e92fb6ff87e9d8d6b69c9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.japandesign.ne.jp%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F11%2F201106_014.jpg)