サッカーJ2栃木SCでヘッドコーチ(HC)を務めていた上野優作(うえのゆうさく)氏(41)=真岡市出身=が辞任したことが3日、分かった。2日に辞表をクラブに提出、受理された。チームが残留争いをする中での中心スタッフの離脱に、栃木SCの水沼富美男(みずぬまふみお)社長(68)は「慰留に努めたが本人の意志が固かった」と説明。上野氏は下野新聞社の取材に対し「辞めるつもりはなく、J2残留のために頑張る気持ちでいた。しかし、現体制では厳しかった」と話した。 上野氏は筑波大から1996年に福岡に入団。FWとして広島、新潟などで活躍した後、2007年に当時JFLだった栃木SCへ移籍した。現役引退後はトップチームコーチ、育成部門の総責任者であるアカデミーダイレクターなどを歴任。今季、3年ぶりにヘッドコーチに復帰した。 【速報】イブニング6の冒頭でお伝えしましたが、サッカーJ2・栃木SCの上野優作ヘッドコー