在留資格は「特定技能」なのに、無許可でDJ活動をして報酬を得たとして、大阪府警は3日、愛知県愛西市のベトナム人工員の男(26)を出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕し、発表した。「報酬はもらっていない」と容疑を否認しているという。 国際捜査課によると、男は在日ベトナム人コミュニティーでは著名なDJといい、招かれてイベントに出演していたという。 同課によると、男は資格外活動の許可を受けずに2月12日深夜~13日未明、大阪・ミナミのナイトクラブで報酬を得てDJ活動をした疑いがある。男は2015年に入国しており、府警は、愛知県の金属プレス工場で技能実習生として働きながら東京や福岡などで活動していたとみている。