分からない人は読まなくていいっス。 「ちょっとした書き間違い」と文意を一部省略した重要単語の組み合わせは、頭の回る有能な人ほど文意を特定の方向に補完して可能性を狭め誤分析し、錯誤に到る。無論、私は立場表明も本件事案の評価も表明していない単なる傍観者であって、特段の情報も持ち合わせておらず当事者の誰かを評価したり批難する資格もない。 昨今発生した重大な齟齬は、直面した事態を収拾するために弄した策の非一貫性(辻褄の合わなさ)と関係者同士の主観・立場の違いにおける認識ラグにその根拠が求められるものであり、誰かが良いとか悪いとか、どうすべきかといった評価の対象にすらならない。 蛇足もついでに。主体と客体の境界線がはっきりせず、主体そのものの定義、実在があやふやなとき、主体の定義は客体が設定する。主体がおぼろげであるほど、客体は主体を見極めようと目を凝らす、そしてそのことそのものが主体を引き立