2014年春に家具販売店「IKEA(イケア)」がオープンし、2015年には大型ショッピングモール「ららぽーと」が開業の予定。立川はここ10年ほどで急速に発展し、さらなる進化が期待される東京西部の中心都市だ。今回取材するのは、1日の乗降客数が15万人を超えるビッグターミナル、立川駅を中心に20店舗ほどを展開する中堅チェーン書店、オリオン書房ノルテ店。オリオン書房は「北」を意味する「ノルテ」店の他、南口側のサザン店、駅のファッションビルに入るルミネ店、文具・雑貨・書籍セレクトショップのパピルス店など、個性的なお店が多い。中でもノルテ店は、東京西部地域で一番の規模を誇る旗艦店となる。 文芸担当の辻内千織さんによると、ノルテ店の商圏は広い。特に中央線沿線では、東は吉祥寺と商圏を分け合い、西は山梨県内からのお客様もあるという。八王子や多摩センターが競合といえば競合だが、品揃えなら負けない。探している