プロ野球・阪神タイガースの一部ファンが、相手投手のイニング途中の降板時に合唱する「蛍の光」。 元プロ野球投手の江夏豊氏が「侮辱行為以外の何物でもない」と批判するなど、その是非をめぐりたびたび議論となってきたが、またも俎上(そじょう)に載った。 スポーツ紙記者「"ギャグ"の範囲を超えている」 阪神タイガース私設応援団のヒッティングマーチ管理委員会によれば、蛍の光は二十数年前から歌われてきたという。「さよならさよなら○○(降板する相手投手の名前)」とコールした後、合唱される。 合唱をめぐっては、江夏氏が06年5月にデイリースポーツのコラムで、 「打たれた投手の背中によってたかって歌声を浴びせる行為は1人の人間に対する侮辱行為以外の何物でもない」「これを喜んで歌う観客は阪神ファンと呼べないし観戦する資格はない」 と切り捨て、「今すぐにやめてもらいたい」と訴えた。こうした声を踏まえ、同年には阪神優