インターネット上に全てが記録され、Twitter やブログなどへの投稿、写真やその他情報がほぼ永久に保存され「忘れられる」ことが決してない社会で生きるとはどういうことなのだろうか、という NY Times の記事が掲載されている (本家 /. 記事より) 。 ネットでは我々が未だかつて経験したことのないような覗き見行為や露出行為、不用意で軽率な行為が横行していたりする。しかし自分の発言、また自分に関する他者の発言などがデータとして永久に残り、公開され続ける社会に生きることについて我々はまだ理解し始めたばかりであると言えよう。インターネットは「忘れる」ことをしないため、我々はもはや自分のアイデンティティを自身で管理したり、自己改革し新たな出発をきるといった機会が脅かされている状況にある。 「Delete: The Virtue of Forgetting in the Digital Age