富士通は2011年4月22日、オープンソースソフトウエア(OSS)を活用したクラウド環境の構築や運用を支援するサービスの販売を開始した。18種類のテンプレートを整備することで、最短2週間で構築できるとしている。 OSSクラウド基盤としては、Linux、仮想マシンソフトウエアのKVM、クラウド管理ソフトウエアのEucalyptusを採用。同社のサーバーとの組み合わせを事前検証して提供する。 18種類のOSSクラウドテンプレートは、ApacheやTomcat、PostgreSQL、MySQLなどのミドルウエアのほか、JavaやPHP、RubyなどのPaaS層(アプリケーション開発・実行基盤)も用意。メールやワークフローなどSaaS層のテンプレートも提供する。 サービス開始時期は2011年5月下旬。3年間で300システムの販売を目標としている。