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ブックマーク / xtech.nikkei.com (120)

  • 第3回 なぜ、“システム屋”は挑戦しないのか?

    前回(第2回)は、ウオーターフォールモデルによる情報システム開発プロジェクトや、それが定着したIT業界では、顧客の顔が見ないまま仕事を進め、技術力を磨く機会にも恵まれないままの“システム屋”を量産してしまう問題を指摘しました。 ウオーターフォールモデルには、さらに欠点があります。“システム屋”が情報システム構築を発注する顧客に対して決断を求めるプロセスが曖昧になることです。 どのような商品・サービスであっても、顧客が最終決定権を持つのは当然です。外店で料理を注文する時なら、料理の種類や価格帯、肉・魚の焼き加減は顧客が決めます。家を建てる時なら、立てる場所や広さから内外装のデザインまで顧客が決定するはずです。 ウオーターフォールモデルで「顧客が決断しない」というのは、ある意味で逆説的です。ウオーターフォールモデルでは、各工程で成果物を明確にし、それぞれの段階で顧客・ユーザーの確認・承認とい

    第3回 なぜ、“システム屋”は挑戦しないのか?
  • 「foursquareは日本で受け入れられるか」位置情報サービス最新事情

    写真3●ITpro副編集長の根浩之。forsquare上で位置情報に関連した「ティップス」を書き込んでいる 2012年7月26日、日経BP社主催のイベント「モバイル&ソーシャルWEEK 2012」の中で、「位置情報サービス最新事情」をテーマとする専門セッションが行われた。米国の最新事情に詳しく、書籍『フォースクエア 位置情報の威力』(カーマイン・ガロ著、日経BP社)の翻訳者である滑川海彦・高橋信夫両氏と、日国内のエンタープライズソーシャル分野に詳しいITpro副編集長の根浩之が登壇した。司会は、日経BP社出版局編集第一部の中川ヒロミが務めた。 「foursquare(フォースクエア)」は同名の米国企業が運営するソーシャルネット・位置情報サービス(Location-Based Services=LBS)で、日を含む全世界で2000万人以上の登録者がいる。スマートフォンなどのGPS機能

    「foursquareは日本で受け入れられるか」位置情報サービス最新事情
  • ネット接続できなくなる「DNS Changer」ウイルス、感染確認サイトが公開

    国内のセキュリティ組織JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2012年5月22日、世界中で猛威を振るっている「DNS Changer」ウイルスに感染しているかどうかを調べるWebサイトを公開した。同サイトにアクセスするだけで、感染の有無を確認できる。 DNS Changerは、パソコンのDNS設定を変更するウイルス(マルウエア)。Windowsで動作するウイルスに加え、Macで動作するウイルスも出現している。 2007年に出現して感染を拡大。現在も、世界中に35万台の感染パソコンが存在し、日国内でも多数のパソコンが感染しているという。 DNS Changerに感染すると、パソコンのDNS設定を変更されて、攻撃者が用意するDNSサーバーを参照させられる。これにより、知らないうちに悪質サイトに誘導されたり、攻撃者が意図したコンテンツをWebブラウザーに表示されたりする

    ネット接続できなくなる「DNS Changer」ウイルス、感染確認サイトが公開
  • Microsoft、「Windows 8」のユーザーインタフェースで「Aero」を廃止

    Microsoftは現地時間2012年5月19日、次期OS「Windows 8」のユーザーインタフェースに関する方針として、「Aero」を廃止すると発表した。 Aeroは「Windows Vista」で初めて採用した視覚効果で、ウインドウのタイトルバーなどを半透明で表示することで、下に重なったウインドウやデスクトップがガラスを通したようにぼんやりと見える(図)。 Microsoftは「われわれの主要な目的は、現行OS『Windows 7』のデスクトップでユーザーが使い慣れた多くのものを維持し、既存アプリケーションとの相互操作性を損なわないようにしつつ、Windowsにおける視覚的調和を実現すること」とした上で、Aero廃止を決めた理由として「Windows 8のデスクトップを『Metro』スタイルの美意識に近づけることに決めた」と説明する。 同社Windows担当のSteven Sino

    Microsoft、「Windows 8」のユーザーインタフェースで「Aero」を廃止
  • NTTコム、社員の私物携帯を活用、通信費1億円超削減へ

    NTTコミュニケーションズはこのほど、社員が個人所有している携帯電話を業務に活用する制度を導入した。業務上の通話料金を会社が負担するもので、約3600台の携帯電話とスマートフォンを対象とする。会社貸与の携帯電話を大幅に削減でき、年間4億7000万円かかっていた費用を3億4000万円に削減できる見込み。 上長が認めた希望社員に適用する。2月から順次導入しており、5月末に移行を完了する予定。従来型携帯電話の利用者は同社の分計サービス「0035ビジネスモード」を使う。発信相手の電話番号に「0035+43」などを付加することで通話料を会社請求にできる。一方、スマートフォンの利用者は同社のIP電話サービス「050plus for Biz」を使う。050plusはスマートフォンから050番号で発着信できるアプリ。1番号当たり月525円の基料かかるが、通話料をIP電話並みに抑えられる。 スマートフォン

    NTTコム、社員の私物携帯を活用、通信費1億円超削減へ
  • ウィルコム、WiFiルーター搭載のPHS新機種

    ウィルコムは2012年4月12日、WiFiルーターの機能を搭載したPHS端末の新機種「PORTUS(ポータス)<WX02S>」を26日に発売すると発表した。音声通話にはPHS回線、WiFiルーターによるデータ通信にはソフトバンクモバイルの3G回線「ULTRA SPEED」を使い、下り最大42Mbpsの速度でインターネットに接続できる。 PORTUSは2.2インチQVGA液晶を搭載。体側面のキーを上方向にスライドしてWiFiルーターの機能をオン・オフできる。1700mAhの大容量電池を搭載し、約2.5時間(ACアダプター使用時)のフル充電時で約4時間の連続通信が可能(PHSの連続通話は約14時間)。同時接続できるノートパソコンや携帯型ゲーム機などは最大10台まで。ブラウザーやカメラ機能は搭載しない。 端末価格は同社オンラインストアで契約した場合の実質負担額で1万2000円(一括購入時の費用

    ウィルコム、WiFiルーター搭載のPHS新機種
    wind0627
    wind0627 2012/04/12
  • 新日鉄ソリューションズがHTML5スマホアプリ開発基盤をOSSとして公開へ

    写真●新日鉄ソリューションズがOSSとして公開するスマートフォン/タブレット向けアプリケーション開発フレームワーク「hifive」の構成 新日鉄ソリューションズは2012年4月11日、「スマートデバイスソリューションセンター」を設置したと発表した。また同社が開発してきたHTML5準拠のスマートフォン/タブレット向けアプリケーション開発フレームワークをオープンソースソフトウエア(OSS)として公開することも明らかにした。 新日鉄ソリューションズでは、スマートデバイスの開発フレームワークやMDM(モバイルデバイス管理)ツールを提供してきた。「企業情報システムへのスマートデバイス格導入時代が到来した」ことから、2012年4月1日付けで専門組織を設置したとしている。 開発フレームワークは同社のシステム研究開発センターで開発しているもの。名称は「hifive」。スマートデバイス固有の開発知識を必要

    新日鉄ソリューションズがHTML5スマホアプリ開発基盤をOSSとして公開へ
  • 年金システム開発が1年以上停滞 受注企業がギブアップ、違約金を払う- 日経コンピュータReport:ITpro

    次期年金システムの開発プロジェクトが、発注の失敗をきっかけに1年以上停滞していることが誌の取材で明らかになった。設計作業を受注したIT企業の1社が役目を果たせず途中でギブアップし、再発注がなされないままの状態になっている。税と社会保障の一体改革をめぐる政治の混乱もあり、再開のメドは立っていない。 ストップしているのは、オープン化を目指す次期年金システムのプロジェクトだ。厚生労働省は「年金記録問題」が表面化した後、既に着手していた基設計の一部をやり直す「補完工程」を3社に分割発注した(図)。3社のうちシステム基盤設計を3億8640万円で受注したユーフィット(現TIS)が、契約を履行できなかった。 アプリケーション設計を担当したNTTデータと工程管理支援を受注したTDCソフトウェアエンジニアリングは、それぞれ「契約どおりに作業を進めた」(厚労省年金局)。一方、システム基盤設計の進行は遅れた

    年金システム開発が1年以上停滞 受注企業がギブアップ、違約金を払う- 日経コンピュータReport:ITpro
  • 部下は「残念な上司」を口癖で見抜く | 日経 xTECH(クロステック)

    「残念な人の口癖って何だろうって考えることがあるんですよね」 書籍『残念な人の思考法』(日経済新聞出版社)がベストセラーになった、アジルパートナーズの山崎将志氏の何気ない一言に、筆者はドキッとさせられた。2011年初夏のことである。ちょうど、日経情報ストラテジーの総力特集(2012年1月号)取材で、苦悩するミドル(中間管理職)の実情を明らかにしたいと考え始めていた矢先のことだったからである。 山崎氏が定義する残念な人は「能力もやる気もあるのに成果を上げられないでいるビジネスパーソン」を指す。「もったいない人」と言い換えることもできる。 さらに職場を見渡すと、残念な人は「残念な上司」と「残念な部下」に大別できるという。 「これ、やっといて」が口癖な人は要注意 このうち、筆者は残念な上司の存在が非常に気になりだした。総力特集で明らかにしたかった、今時のミドルに欠かせない素養や能力を持たない人

    部下は「残念な上司」を口癖で見抜く | 日経 xTECH(クロステック)
  • 第7回 64ビット化するARMプロセッサ、搭載製品の登場は2015年頃

    ARMプロセッサの命令セットなどのアーキテクチャは、英国ARM社が開発しているのは以前解説した通りだ(関連記事:スマートフォンやタブレットのプロセッサとは)。現在多くのスマートフォンやタブレットにはCortex-A系列と呼ばれるプロセッサが使われている。このCortex-A系列のプロセッサのアーキテクチャがARMv7である。このARMv7アーキテクチャは、32bitのデータやアドレスを扱う32bitプロセッサである。 64bitアーキテクチャとなるARMv8-A 2011年10月27日、英ARM社は米国で開催された開発者向けイベントで、64bitアーキテクチャとなるARMv8-Aを発表した。ただし、今回の発表は次世代の方向を示したのみで、ARMv8-Aの詳細については別途発表を行い、最初のプロトタイプが登場するのは2013年以降である。その後、具体的な設計が登場することになる。つまり、64

    第7回 64ビット化するARMプロセッサ、搭載製品の登場は2015年頃
  • “ハルシオン飲み会”の後始末

    ソーシャルメディア炎上事件簿の第4回は日新薬の“ハルシオン飲み会”事件。一般消費者と直接接することのないBtoB(企業間)系企業も“炎上”とは無縁ではいられない。医薬品メーカーの社員が、飲み会で睡眠導入剤を酒に入れたエピソードを投稿し、大炎上に。会社としての対応は早かったものの、言い訳ばかりのお詫び文は不評を買った。 ネット炎上事件が起こるリスクは、業種によって、また企業の知名度によって差がある。誰もが社名を知っている大企業、有名商品の製造販売元でコトが起これば、無名の会社で同様のことが起こった場合より話題になりやすく、その分叩かれやすい(関連記事)。 また、ソーシャルメディア利用率が高い学生アルバイトや若手社員を多く抱え、店舗で直接、顧客と接する、例えば飲業、小売店舗などもリスクが高い業態と言えよう。 特に展示会イベントなどに出展するため、出展ブースで対応する短期アルバイトを雇う場合

    “ハルシオン飲み会”の後始末
  • 2012年1月から全社員2万6000人がGmailに移行

    ソフトバンクグループでGoogle Appsの導入を担当した内山敏氏、諸岡みどり氏、津乗伸治氏(左から) ソフトバンクグループの通信3社(ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクBB)は2011年末までに、約2万6000人の全社員が使う社内メールシステムを米グーグルのクラウドコンピューティングサービス「Google Apps(Gmail、キーワード解説記事)」に全面移行する。日企業が社内向けにGmailを活用する事例は他にもあるが(関連記事1、関連記事2)、ソフトバンクの導入は最大規模になる。 全社員への導入を円滑に進めるため、まず2011年2月から、営業担当者を中心とした約2000人を対象にパイロット導入している。その後、順次利用対象を拡大し、2011年10月から全社員約2万6000人の利用を開始。12月末までの3カ月間は、自社のデータセンターで運用している従来のメール

    2012年1月から全社員2万6000人がGmailに移行
  • [前編]コンビニはシステム産業 IT投資こそ利益の源泉

    コンビニエンスストアの優劣はIT投資で決まる。「コンビニはシステム産業」と言い切るファミリーマートの上田準二社長はそう指摘する。同社は、国内では中高年層の顧客開拓や過疎地での小型店舗展開を推進し、海外では他の大手に先駆けてアジア開拓を急ぐ。陣頭指揮を執る上田社長に、コンビニビジネスとそれを支える情報システムの将来像を聞いた。 経営トップとして、ITの役割をどのように捉えていますか。 私はこれまで、主に営業を担当してきました。俗に言えば、アナログ人間です。その私が社長に就任してから、大規模な情報システムの更改を2回経験しました。特に最初のときは、ハードからソフトまで全部更改しました。 そのとき「なぜこんなに金がかかるのか」とシステム担当者に聞きました。私がITに詳しくないこともありましたが、作り手の論理でマニアックに作り込んでほしくなかったからです。システムを活用するのは加盟店やスーパーバイ

    [前編]コンビニはシステム産業 IT投資こそ利益の源泉
  • 高齢者にも広まりつつあるタブレット

    一般的なパソコンと違い、画面タッチで操作できる点が大きな特徴となるスマートフォンやタブレット。このタッチ操作による扱いやすさから、子供や高齢者でも簡単に利用できる機能やアプリは多く、ビジネス以外の教育や福祉の場などでの利用も期待されている。 そんななか、高齢者に対するタブレットの優位性に関するニュースが、Android Developer Loungeのトピックスに投稿された。「紙よりもタブレット端末のほうが有利」とする研究結果を考察しつつ、シニア層におけるタブレットのあり方や関係性が注目された。 iPadなどではすでに話題になっていますが、お年寄りの方でも十分に使えるということでタブレット機が受け容れられているようです。 ちょっと面白い記事がWIRED日語版に掲載されていました。 『研究結果:高齢者はiPadでなら3倍も速く読める!』 「実験データによると、高齢者に限ってはiPadを使

    高齢者にも広まりつつあるタブレット
  • SEと営業の間にある深い溝

    「営業は売ればよいと思っているからSEがシステム開発で苦労する」「営業は技術が分かっていないから後でSEが困る」。こういう愚痴は、昔からシステム開発の現場でSEがよく口にする。同じ会社(IT企業)に勤めていながら、SEと営業担当者の間には深い溝がある。営業に対する不信感の表れだろう。 そこには、「営業との関係」や「営業の世界」に対するSEの理解不足があるようだ。その一方、SEを子分扱いする理不尽な営業や“SEをモノ扱いするビジネスのやり方”も存在する。SEとして正すべきところを正し、SEの仕事を全うしたうえで、それでもなお理不尽な振る舞いをする営業がいれば、断固戦うべきだ――。 連載『今日の一言 2011年版』の中で馬場史郎氏はこのように述べ、SEの成長を説いている。営業とSEの関係や協業の在り方を真正面から取り上げ、大反響を呼んでいる記事をまとめて紹介しよう。 目次 SEマネジャーとして

    SEと営業の間にある深い溝
  • Android 4.0でアプリ開発はどう変わる?

    Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)」を搭載したスマートフォン「GALAXY NEXUS」が、12月にいよいよ日でも発売される。Android 4.0は、従来のスマートフォン向けのAndroid 2.x系とタブレット向けのAndroid 3.x系を統合した新しいOS。Android 3.x系のUIを踏襲しつつAndroid 2.x系と同じようにオープンソースという特徴を持つ。 また、11月16日にはAndroid 4.0のソースコードが一般公開された。発表当時から注目されていたOSだけに、Android Developer Loungeでも話題となった。 Android 4.0(Ice Cream Sandwitch)が公開されました! 初のAndroid 4.0機「GALAXY NEXUS」をGoogleとSamsung発表、日ではドコモから

    Android 4.0でアプリ開発はどう変わる?
  • 行き過ぎた能力主義が招いた悲劇

    的にIT業界は成果主義、能力主義の世界である。例えばITの世界では、天才的なエンジニアや経験豊富なプロジェクト・マネージャが常人の10倍以上のパフォーマンスを発揮することは珍しくない。国境を超えてすさまじいスピードで競争が行われているIT業界では、彼らが能力を最大限発揮できる仕組みが必要である。そしてそれを阻害するような保護政策や規制はこの業界に合わないと筆者は考えている。IT業界で働く人間が、それぞれ人間としてのモラルを忘れなければ、成果主義、能力主義の弊害も防げるはずである。 しかし、しばしばそのモラルを失ってしまうのもまた人間だ。若手SEのA君の経験談を聞き、考えさせられた。 A君は派遣SEとしてX社に常駐することになった。X社は大手消費財メーカーで、徹底した能力主義により急成長し、その名は世間に広く知られていた。X社のシステム部長は30代前半と若く、A君といくつも違わない。大抜

    行き過ぎた能力主義が招いた悲劇
  • 保守運用で失敗しないための十カ条

    原稿の構想を練る時には万年筆を使って大判の紙に殴り書きをするが、清書をする段になるとパソコンのワードプロセサーを使う。推敲に便利だし、過去に書いた原稿や書きかけの原稿をいつでも読み返せる。下書きをした大判用紙は捨てずに保存しているのだが、読み直そうとしてもなかなか出てこない。 パソコンに残っている書きかけの原稿はそう多くない。原稿を書く時には締切が設定されているから、その日まであるいは数日後れでなんとか書き上げてしまう。書きかけの原稿とは、何らかの理由で締切が設定されていない原稿を指す。 「ITpro」という文書フォルダーの中には「2002年」「2003年」と年別のフォルダーがあり、そこにこれまでITproに書いた原稿が入っている。2002年は原稿執筆に使っているノートパソコンを使い始めた年である。 この原稿も同じパソコンを使って書いている。バッテリーの調子がおかしく持ち歩きはできなくなっ

    保守運用で失敗しないための十カ条
  • 三つの役割の共同作業でテスト自動化を支援する

    三つの役割の共同作業でテスト自動化を支援する 英Micro Focus Product Director Test Automation Joachim Herschmann氏 日では、ソフトウエア開発におけるテストの自動化があまり進んでいない。日経SYSTEMSが2011年2月から3月にかけて実施した調査では、テストツールの利用率は3割にも満たなかった。このほど来日した英Micro Focusのテストツールの製品責任者、Joachim Herschmann氏(Product Director Test Automation、写真)に、海外市場の動向やテスト自動化の課題、同社の製品戦略を聞いた。 日ではソフトウエア開発におけるテストツールの利用率が低い。なぜだと思うか。 確かに、欧米の企業に比べると日ではテストツールを用いた自動化があまり浸透していない。これは、これまでの積み重ねの違

    三つの役割の共同作業でテスト自動化を支援する
  • どうなる?個人所有スマホの業務利用

    ビジネスでもプライベートでも、多くの人が利用しているPCと携帯電話。しかし情報セキュリティの問題から、個人PCの業務利用は禁止している企業が大半だ。携帯電話についても、ビジネス用とプライベート用で使い分けているビジネスマンも多い。 そんななか、スマートフォンの業務利用がいま話題になっている。携帯電話以上の処理能力を発揮してくれるため、利用価値はかなり高い。反面、PCに近いという点からセキュリティ問題が大きな壁となり、利用促進の足かせになっている。 ちょっと前に話題になったITproの記者の眼、 『個人持ちスマホの業務利用はもはや避けられない?』 読んでどう感じられましたか? また、ご自身の会社ではどうですか? IT部門の方、ユーザー部門の方、開発者の方、問わずご意見を交わしていただけましたら幸いです。

    どうなる?個人所有スマホの業務利用