「いけいけ!」「惜しい!!」患者さんたちが、夢中になってeスポーツに取り組んでいます。 この病院では、体が不自由でもゲームを楽しめるように、患者の障害にあわせてさまざまなデバイスを作ってきました。 口の動きで操作できるジョイスティックや、わずかな力で押すことができるボタン。 こうしたデバイスは、病院スタッフのお手製です。 残された体の機能を使って、好きなことに取り組む意欲を持ち続けてもらおうと、徹底したサポートを続けています。 作業療法士 田中栄一さん 「どうせ手が動かないからゲームはやらないんだって、以前はそういう子もいたんです。 それが今では、工夫すればできるようになるかもしれないとか、どうせ○○だからやらないというふうな感じじゃなくなってきた。」