35年超の歴史を持つオリジナル作品オンリーの自主制作同人誌展示即売会・コミティアが今、新型コロナウイルスの影響下において、存続の危機にある。5月の「COMITIA132extra」、そして9月の「COMITIA133」は中止を余儀なくされ、コミティア実行委員会は現在、コミティア継続のためのクラウドファンディングを準備中だ。コミックナタリーでは、そんなコミティアが置かれている現状と抱えている問題、そしてコミティア存続のために何ができるのかをユーザーに伝えるべく本企画を始動。第1回では、コミティアの代表である中村公彦氏に話を聞いた。 ※取材は9月開催の「COMITIA133」中止決定直前に行われた。 取材・文 / ばるぼら ヘッダーイラスト / 旧都なぎ(ALGL) コミティアの現状とクラウドファンディングをする理由──これまでの経緯をおさらいすると、5月17日開催の「COMITIA132ex