(CNN) 日本人は職場での労働や家事労働に1日平均9時間を費やし、世界で2番目に労働時間が長いことが、経済協力開発機構(OECD)がまとめた統計で分かった。 統計ではOECD加盟29カ国について、有給の労働と家事などの無給労働に費やす1日当たりの平均時間を調べた。その結果、両方を合わせた労働時間が最も長かったのはメキシコの594分間(9.9時間)、最も短かったのはベルギーの427分間(7.1時間)だった。 主要国を見ると、中国は8.4時間、米国8.3時間、オーストラリア8時間、英国7.8時間、フランス7.5時間、ドイツ7.4時間などとなっている。 日本は有給の労働のみに限ると6.3時間で最長となった。最短はデンマークの3.75時間だった。 一方、無給労働の時間では最長がメキシコの4.2時間、最短は韓国の1.3時間となっている。 全体の平均は、有給労働時間が277分間(4.6時間)、無給労