バルト海にある、クルーヴハル島は、ムーミンの生みの親、トーヴェ・ヤンソンが1964年から約30年間に渡り、春と夏の時間を過ごした小さなアトリエが建つ小さな島。通称「ヤンソン島」とも呼ばれている。 トーベ・ヤンソンはここで、私生活でのパートナーであり、ムーミン谷の冬に登場する、トゥーティッキー(おしゃまさん・おでぶさん)のモデルともなっているグラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピエティラと共に、毎夏ボートで通い続け、ムーミンの物語を書き続けたという。 ソース:Klovharu – Tove Jansson’s Island トーベ・ヤンソンがこの島に初めて上陸したのが、ヤンソンが51歳となった1965年。この島は「ぐるりと歩いて約8分」程度の小さな岩島で、ヤンソンはピエティラと共に、自分達でワンルームの小屋を建てそこを別荘兼アトリエにした。そして数々のムーミン作品はこの島で生み出されるこ