10月2日、ギリシャの2012年予算案によると、財政赤字の対GDP比率が、第2次支援策の前提とされた予想値よりも大幅に増加する見通しであることが明らかになった。写真はパパンドレウ首相(2011年 ロイター/Panagiotis Tzamaros) [アテネ 2日 ロイター] ギリシャ政府が2日公表した2012年予算案によると、財政赤字の対国内総生産(GDP)比率が、第2次支援策の前提とされた予想値よりも大幅に増加する見通しであることが明らかになった。 内閣が2日承認した2012年予算案では、2011年の財政赤字が対GDP比で8.5%に達すると予想した。これは目標の7.6%を大幅に上回る水準。 2012年の財政赤字は目標の146億ユーロに収まると見込んでいるが、対GDP比率は6.8%と、目標の6.5%をやはり上回ると予想している。 ギリシャ財務省は「国家のメカニズムや国民が適切に行動す