今年の全国の交通事故死者は27日現在、前年同期比9・7%減の5669人だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。年間の死者は54年ぶりに5000人台にとどまりそうだ。 都道府県別にみると、愛知が285人で前年に続き最多だった。次いで北海道284人、東京264人、千葉250人、大阪245人の順。最も少ないのは鳥取の34人で、次いで島根41人、沖縄42人、佐賀49人、山梨52人の順。 前年に比べて増加したのは青森、岩手、山形など8都道県で、残る39府県は減少した。 11月末までの飲酒運転による事故は前年同期比36%減の6880件。死亡事故も32%減の395件と大幅に減少した。