議会改革の3条例案に反対する共産党市議(下)の発言に耳を傾ける河村たかし市長=24日午後、名古屋市議会 名古屋市議会は24日の本会議で、河村たかし市長が提出した市議の定数と報酬を半減する議会改革条例案を反対多数で否決した。重点政策を否定された河村市長は「議会の大暴走」と対決姿勢を鮮明にしており、市長の支援団体は住民直接請求による議会解散に必要な署名集めに向け、活動を本格化し始めた。 否決されたのは(1)議員定数を75から38に削減(2)市議の報酬を現在の半分の年額約816万円に引き下げ(3)政務調査費の廃止−を盛り込んだ3条例案。 議会側は対案として「議会基本条例」を19日に可決。「市民に開かれた議会をつくる」など改革姿勢を強調しているが、定数や報酬は現状維持とした。吉田隆一議長は記者団に「市長案は唐突で、半減は話にならない」と話した。
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