国土地理院(茨城県つくば市)は23日、海底噴火でできた新島と合体した小笠原諸島・西之島(東京)で、海面に出ている溶岩量が東京ドーム18杯分に相当する約2220万立方メートルに達したと発表した。無人航空機が4日に撮影した画像を分析した。 国土地理院によると、前回撮影した3月22日と比べると、標高は3メートル高い約74メートル、海面上の溶岩量は2倍になった。陸地面積は、昨年11月の噴火で新島が出現する前の約0.22平方キロから、6倍の約1.3平方キロに拡大した。 西之島と新島は昨年12月につながり、溶岩噴出による拡大が続いている。