アマゾン「音声AI経済圏」の快進撃が止まらない。 2018年9月20日、米アマゾンは同社の音声アシスタント「Alexa」に関する戦略の発表会を、アメリカ・シアトルの本社で開催した。 シアトルのアマゾン本社隣にある「The Sphere」という施設で発表会が行われた。アマゾンが世界から記者を招いた発表会を行うのは異例のこと。
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NTTドコモやNTTグループが長年培ってきた音声対話技術やAIエージェントの技術をオープン化し、クラウド・プラットフォームとしての提供を本格化する。 当面、利用料金は無料、デベロッパー向けの説明会も開催し、普及を促進する考えだ。 これにより、NTTの音声会話エンジンを搭載したスマートスピーカー、ロボット、音声家電、自動車などが開発しやすくなり、ソフトウェアベンダーも音声会話を使ったアプリの開発やビジネス化が容易になる。 日本語による高精度な音声会話デバイスやサービスの普及が、一気に加速する可能性が出てきた。 名称は「AIエージェント基盤」 NTTドコモが提供するクラウド・プラットフォームの名称は「AIエージェント基盤」。通称「PROJECT:SEBASTIEN」(プロジェクト・セバスチャン)と呼ばれている。 プロジェクトを牽引する責任者のNTTドコモ 秋永氏と、開発を担当する山崎氏に話を聞
米Googleは4月27日(現地時間)、音声AIアシスタント「Google Assistant」をサードパーティーのハードウェアに搭載するための「Google Assistant SDK」を公開したと発表した。 Google Assistantは、「Ok Google」と音声で呼び掛けるか、ボタンを押すことで音声での命令や質問ができるAIアシスタント。現在は「Google Home」やAndroid端末(日本はまだ未対応)、「Google Allo」、「Android Wear」などのGoogle製品にしか搭載されていない。 Google Assistantと競合する米Amazon.comの音声アシスタント「Amazon Alexa」は既にSDKが公開されており、中国LenovoなどがAlexa搭載製品を発売している。Googleは、「製品にGoogle Assistantを搭載したい場合
ロボットブームはコンシューマーレベルにも降りてきている。それを象徴するかのような製品が今年(2017年)、2つ現れた。デアゴスティーニの「ロビ2」と、講談社の「ATOM」である。どちらもパートワーク、すなわちばらばらの部品が週刊で届いて、ユーザーが自分で部品を組み立てる製品だ。「ロビ2」は6月6日に創刊予定。講談社「ATOM」は4月4日に創刊され、発売中である。どちらもドライバー一本で組み立てられる。 合計の値段は税込でみると、「ロビ2」が全80号でおおよそ17万円強、講談社の「ATOM」が全70号でおおよそ20万円弱となっている。ただしATOMは、完成後もサービスをフル利用するためには月額料金が別途必要となる。 講談社の「ATOM」については発表時にも触れたが、ここでもう一度、2つを並べて見てみよう。 15万体売れた人気作の第2弾、ネットにつながらなくてもよいとの判断 「ロビ2」は大成功
VoiceLabsが「The 2017 Voice Report」を発表した。 今回はその興味深い調査結果からいくつかトピックスを紹介したい。 AI音声アシスタントデバイスの販売台数 2015年に170万台、2016年に650万台、2017年に2,450万台が出荷され、今年の累計デバイス数は3,300万台になると予測している。 販売台数は著しく伸びており、また今後も伸びるということだが、このデータは米国内だけのものだ。日本を始め様々な国へ出荷が伸びればさらに伸びても不思議はない状況だ。 各社AI音声アシスタントのソフトウェアの特徴 Amazon Echo、Google Home、そして今後参入可能性のあるメーカーも、プロダクトのAI領域に現状大きな違いはないとしているが、VoiceLabは以下各社の特徴をあげている。 ・Google Webからの情報を使う質問に答えるのに優れている。 ・A
書籍の中から有用な技術情報をピックアップして紹介する本シリーズ。今回は、秀和システム発行の書籍『図解入門 最新 人工知能がよーくわかる本(2016年7月4日発行)』からの抜粋です。 ご注意:本稿は、著者及び出版社の許可を得て、そのまま転載したものです。このため用字用語の統一ルールなどは@ITのそれとは一致しません。あらかじめご了承ください。 ※編集部注:前回記事『シンギュラリティ(技術的特異点)――人間の脳を超える「強いAI」はいつ生まれるのか』はこちら 人間と自然に会話するコンピュータ SF映画やコミックに登場するロボットや人工知能は、まるで人間のように会話をすることができます。人間が話しかけた内容や人間同士の会話を正確に理解し、必要としている情報を回答したり、アドバイスをしたりしてくれる……そんなシーンが描かれています。これには、どのような技術が必要なのでしょうか。 会話に必要な技術
シャープは2016年6月29日、ロボット型スマートフォン「RoBoHon(ロボホン)」のソフトウエア開発キット(SDK)を一般公開した。これまで法人向けに問い合わせベースで提供していたものを、一般ユーザーにも公開した形だ。アプリ自体の開発は、RoBoHonのユーザーでなくても可能。広く多くのユーザーを対象とすることで、今までにないアプリの登場を促す狙いがある。 RoBoHonの基本ソフトはAndroidを採用しているため、Android向けソフトウエア開発キット「Android Studio」に組み込んで利用する。ドキュメントのほか、ライブラリ、対話シナリオ記述ツールなどから成る。特徴的なのは、「HVML(Hyper Voice Markup Language)」と呼ぶシナリオ記述言語を規定している点。一般的なスマートフォンであれば画面に各種ユーザーインタフェース要素を描画し、これに対しユ
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