米Googleは3月15日、2017年のAndroidセキュリティ動向に関する年次報告書を発表し、有害アプリ対策や脆弱性対策などの取り組みについて説明した。 「われわれの目標は単純に、20億台を超すAndroidデバイスを守ることにある」と同社は強調する。2017年5月には、潜在的な有害アプリ(PHA)の阻止を目的とした「Google Play Protect」をリリース。少なくとも1日に1回のペースで、自動的にAndroid端末を確認し、2017年の1年間で約3900万のPHAを削除したという。 こうしたPHAの60.3%は、機械学習を使って検出したと説明し、機械学習による検出率は、今後さらに上昇が予想されるとした。 Googleの公式アプリストア「Google Play」の有害アプリ対策については、「Google Playのみからアプリをダウンロードするデバイスは、他のソースからアプリ