2023年03月26日放送ワールドビジネスサテライト(WBS)。WBSは3月26日(日)午後4時から特別番組「AI 驚異の進化で一変する世界」を放送。そのオンエア後の午後5時40分ごろから、東京大学の松尾豊教授を交え、延長戦ライブを実施!AIの超進化で、今後日本がとるべき戦略とは。徹底トークします。
近年さまざまな分野でAI(人工知能)の導入が急速に進められています。ディープラーニングによってAIは大きな飛躍を遂げ、このブームの火付け役となりました。本稿では、ディープラーニングの基本知識、AI、機械学習との違い、仕組み、学習方法から応用例まで、分かりやすく解説します。 ディープラーニングとは?ディープラーニング(Deep Learning)とは、脳の神経回路のしくみを模したニューラルネットワークを多層に重ねることで、学習能力を高めた機械学習の手法の一つです。ディープラーニングによって、データの特徴をより深く学習し、複雑な処理ができるようになりました。 日本語では深層学習と訳され、これはディープラーニングを構成する「ニューラルネットワーク」の層が多いことを「層が深い」と表現することから由来します。 ディープラーニングの誕生 出典:松尾 豊『人工知能は人間を超えるか』P61より ディープラ
岸田内閣は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置づけ、今後5年間で10倍に増やすことを目指していますが、スタートアップやAI(人工知能)の重要性を早くから主張してきたのが、AI研究の第一人者である松尾豊・東京大学大学院工学系研究科教授です。松尾研からもスタートアップが続々と生まれています。松尾教授に東大発スタートアップの現状や学生の意識の変化、政府の「理系5割」目標などについて聞きました。(写真は松尾研発スタートアップの一つ、日本語AIを研究・開発するELYZAのメンバー。最前列中央が曽根岡侑也・代表取締役CEO=同社提供) (まつお・ゆたか)東京大学工学部電子情報工学科卒、同大学院博士課程修了。博士(工学)。スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年東京大学工学系研究科准教授、19年教授。人工知能学会では12~14年編集委員長、14~18年倫理委員長、20年から理事。17年に日
「ChatGPTって何?」と聞かれたら、取りあえずこの資料を渡せば良い──2022年11月末に登場してすぐに世間を驚かせたAI「ChatGPT」。自民党もAIには注目しており、「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」を開催しているのだが、そこで東京大学の松尾豊教授が提出した資料が「分かりやすい」と話題だ。 資料が提出されたのは2月17日開催の第2回会議。「AIの進化と日本の戦略」というタイトルで、大規模言語モデルの仕組みやChatGPT、今後の日本の戦略について説明するものだ。同資料は塩崎彰久衆議院議員が投稿したnote記事からダウンロードできる。 ChatGPTについては、その学習方法から、高度な会話を実現できた理由、ChatGPTでできること、利用場面や受け取られ方まで網羅的にまとめられている。 例えば、高度な会話後実現できた理由のパートでは、従来のモデルには「生成分が人間の好み
世界や日本のAI(人工知能)研究やAI活用ビジネスに詳しい、松尾豊・東京大学大学院教授に、対話型AI「ChatGPT」のインパクトについて聞いた。「これまでのAIに比べて段違いのインパクトを持つ。あらゆる業界、業務で活用でき、社会を大きく変える。やるしかない」と話す。 ChatGPTの利用者は2カ月で1億人を突破するなど、世界中に衝撃が広がりました。米グーグルは「非常事態宣言」を出しており、検索エンジンの勢力図が大きく変わりそうだともいわれています。ChatGPTをはじめとする生成系AIの可能性と課題について、どう考えていますか? 松尾豊・東京大学大学院教授(以下、松尾教授):一口に生成系AIといっても、画像と言語ではコアになる技術が違います。画像生成AIよりもChatGPTなどの言語生成AIの方が社会や産業に与えるインパクトは段違いだと思います。画像は画像で面白い技術ですが、言語はほぼ全
アラブ首長国連邦のドバイで開催されたWorld Government Summitで、テスラやSpaceXを率いるイーロン・マスク氏が、「AIの進化に伴う自動化の波は避けられず、各国はベーシックインカムの導入を迫られるだろう」と近い未来の世界を予言しました。 Elon Musk warns global governments about the future https://worldgovernmentsummit.org/knowledge-hub/knowledge-hub/elon-musk-warns-global-governments-about-the-future Elon Musk Says Governments Will Have to Introduce 'Universal Basic Income' for Unemployed (ムービー自動再生注意)ht
ちょっと前に以下のようなことを放言したら、思いの外反響が多くてちょっとびっくりしたのでした。それだけ、現代のLLM chatbot / generative AIの台頭に期待と不安を抱いている人が多いということの裏返しなのでしょう。 既に色々コメントが出ているけど、我々人類が「知的労働」だと思っていることの大半が実は「過去実績をなぞって適当にその場に合わせて組み立てているだけ」なんじゃないかと訝っているので、そういう「自称知的労働」は多分LLMで代替されると思う。新奇なものを生み出す仕事は相変わらず残る https://t.co/GGK41vSDcn— TJO (@TJO_datasci) 2023年3月15日 昨年の年末振り返り記事でも話題にしたChatGPT(そして後続の各種LLM chatbot)ですが、今年に入ってからの話題の広がり方には想像を超えるものがあり、ついに朝の情報番組な
急成長するジェネレーティブAI分野でここ最近、最も注目され、最も議論を呼んでいるスタートアップがサンフランシスコを拠点とする「OpenAI(オープンAI)」だ。フォーブスは、1月中旬に同社の共同創業者でCEOを務めるサム・アルトマンにインタビューを行い、同社の人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」の最新の動向や、AIツールがグーグルの検索ビジネスにもたらす脅威について質問した。 ──ChatGPTの人気ぶりや、収益化の推進、Microsoft(マイクロソフト)との提携などの状況を見ていると、ジェネレーティブAIのカテゴリーは今、転換点に差しかかっているように見えます。あなたの立場から、OpenAIはそのプロセスのどこにいると感じていますか? 今は確かにエキサイティングな時期だと思いますが、私としてはこれがまだ、きわめて初期の段階にあることを望んでいます。社会に前向きなインパクトを
anond:20230515161310 このツイートを思い出したんだけど、要するに昔の子育ては「育てばいい」だったのが、今は「他の子より優秀に育たないと困る」のが根本だと思う。 https://twitter.com/ushura/status/1523908555187040256 「大人全員で子ども全員を育てる」システム、強力ではあるんですが、隠れた前提として「子どもが別にどう育ってもいい」という意識が必要。 「自分の子が(相対的に)有利な育ち方をしてほしい」っていう現代の欲求に合わない。廃れた要因は、人間関係の煩わしさだけではないんですよね。 「地域で子供を育てる」を実践するためには、実は「自分の子供も他の子と同じ育ち方でいいよ、生物として無事に成体になれば十分」って発想じゃないと成り立たない。 「交流する他人は厳選したい」「わが子にだらしない過ごし方をされたら困る」「どんな軽いケ
1995年の初夏から秋にかけて、横浜の本牧埠頭の倉庫でアルバイトをしていた。当時、僕は法学部に通う大学生で、たまたま学生課の掲示板で目に留まったのが本牧の倉庫会社のアルバイトだった。時給は1000円。すでにバイトをしていたファミレスや蕎麦屋の時給が700円台だったので、何も考えずに飛びついた。家庭の事情でお金を稼ぐ必要があったからだ。もちろん、うまい話はないのは知っていた。時給の高さはハードなアルバイトの裏返しだと覚悟していた。どれだけ酷い仕事であっても「数か月耐えればいい」「無理なら逃げればいい」と割り切って面接に臨んだ。お金を目的にはじめたアルバイトだったけれども、あの1995年の夏は、お金には換えられない意味を持つ大切な時間になったのだ。 面接5分で採用決定。研修や教育はなし。「今から行ける?」と作業服を着た社員に車に乗せられ連れていかれた倉庫で「見よう見まねで覚えて」と言われて放り
人口が減少し、社会の成長が見込めない時代といわれます。一方で、科学技術の進化が、高齢化の進む日本の未来を、だれにとっても暮らしやすい社会に変えるのではないかともいわれています。わたしたちは一体どんな社会の実現を望んでいるのでしょうか。 幸福学、ポジティブ心理学、心の哲学、倫理学、科学技術、教育学、イノベーションといった多様な視点から人間を捉えてきた慶応義塾大学教授の前野隆司さんが、現代の諸問題と関連付けながら人間の未来について論じる本連載。11回目は「脳はなぜ心を作ったのか」がテーマです。 ---------- 連載、11回目となりました。ここからはしばらく、これまでとは趣向を変えて、これまでに書いた本に関することを書こうと思います。 2004年に『脳はなぜ「心」を作ったのか ── 「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)を書いたのが42歳の時でした。あれから、14年。この間に16冊の単
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く