インテルのx86アーキテクチャに脆弱性発見。なんと16年間も放置されていた2015.08.12 11:47 塚本直樹 まるで危険な遺産。 最近立て続けに報道される、コンピューターやスマートフォンの脆弱性。その対象はソフトウェアだけではありません。研究者の発表によると、インテルが過去に製造したx86アーキテクチャプロセッサにも脆弱性が発見されたんです。 セキュリティ関連のカンファレンス「Black Hat」で発表されたこの脆弱性ですが、内容は深刻。悪意のあるユーザーがプロセッサのSystem Management Mode(SMM)にルートキットを仕込むことで、なんとBIOSを消し去ったりマルウェアをインストールしたりとやりたい放題できてしまいます。 対処方法はプロセッサを交換するしかありません。影響を受けるのは2010年以前にインテルが製造したプロセッサ。またAMDのプロセッサにもおそらく
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