第64回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)のレッドカーペットに登場した仏女優エヴァ・イオネスコ(Eva Ionesco、2011年5月16日撮影)。(c)AFP/VALERY HACHE 【12月18日 AFP】子どもの頃に児童ポルノ写真を撮影されたとして、仏女優エヴァ・イオネスコ(Eva Ionesco)さんが実の母親を訴えていた裁判で、パリ(Paris)の裁判所は17日、写真家のイリナ・イオネスコ(Irina Ionesco)被告に1万ユーロ(約111万円)の損害賠償支払いと写真のネガフィルムの引き渡しを命じる判決を言い渡した。 一方、エヴァさん側が求めていた20万ユーロ(約2200万円)の賠償と、問題の写真から被告が利益を得ることを禁じる措置は却下した。 イリナ被告は1970年代に官能的な写真が評判を呼んだ写真家で、特に4~12歳のエヴァさんを撮影したヌード