東京株式市場を、前日の「GDPショック」に続き、「アップルショック」が襲った。写真はアップルのロゴ。マンハッタンで昨年10月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar) 東京株式市場を、前日の「GDPショック」に続き、「アップルショック」が襲った。米アップルが1―3月期の売上高について会社予想に届かない見通しと発表。半導体や電子部品など日本株の上昇を主導してきた「ドライバー」をへし折る形となり、調整ムードを色濃くしている。 アップルは17日、新型コロナウイルス流行が中国での同社製品の生産と需要の両方に影響を与えているため、1─3月期の売上高が会社予想に届かない見通しと発表した。中国での生産拠点がフル稼働に達していないため、スマートフォン「iPhone」の供給が「一時的に制約を受ける」見通しとし「iPhoneの供給制約が、世界中で売上高に一時的に影響する」との見方を示した。 これを受け
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