セレッソ大阪小菊昭雄監督(48)が5試合ぶりの勝利を目指し、次節11日の大一番、ヴィッセル神戸戦(ヨドコウ)に臨む。 クラブ設立30周年の今季は目標をリーグ初優勝に定め、開幕から2度も首位に立ったが、現在4戦勝ちなし(2分け2敗)で5位まで後退。前半戦の正念場を迎えている。 大阪ダービーに敗れた前節6日の試合後、指揮官は会見で言った。 「ボールを大切にしながら前進していく私たちのスタイルを極めていきたい。ぶれることなく成長し続けていきたい。この敗戦で選手はショックを受けていたが、もう1度、ぶれずに強くなるチャンスだと思う」 大阪ダービーではDF登里享平(33)とDF毎熊晟矢(26)の両サイドバックが負傷交代。ともに太もも裏の肉離れとみられ、関係者によると決して軽傷ではないという。 既に3トップ左のMFカピシャーバ(27)も故障離脱しており、今季の躍進の生命線を担ってきた3人がいない。 それ