来年6月から使用される予定のサッカーJ1、セレッソ大阪の新たな本拠地「桜スタジアム」(仮称、大阪市東住吉区)の整備計画に、新型コロナウイルスが影を落としている。サポーターや地元企業からの寄付で約66億円を賄う計画だが、コロナ禍で募金活動が停滞したこともあり、現段階の不足額は30億円余にも上る。来年3月に迫る期限に向け、名実ともにクラブの顔が募金団体の代表理事に就任し、トップセールスで活路を開こうとしている。 (岡野祐己) 知名度に期待 「みんなが憧れる、大阪のシンボルのようなスタジアムにしたい」。6月17日、記者会見で募金団体の新たな代表理事として決意を述べたのは、「モリシ」の愛称で親しまれた元日本代表FW、森島寛晃氏(48)だった。 森島氏は現役時、前身のヤンマーを含めセレッソ一筋でプレー。日本代表としてはワールドカップ(W杯)に2度出場し、2002年日韓大会ではセレッソの本拠地、ヤンマ
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