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ブックマーク / number.bunshun.jp (14)

  • 「カマダは過小評価されている」“古巣”の監督、ファン、長谷部誠が語る鎌田大地“ココがスゴイ”「いなくなって初めて“カマダロス”の大きさが…」(中野吉之伴)

    フランクフルトで2018-21年まで監督を務めていたアディ・ヒュッターが日本代表MF鎌田大地を「スペースユーザー」のように称していたことがある。両チーム合わせて22人の選手がグラウンド上でスペースをめぐる駆け引きを行うのがサッカーというスポーツだ。日進月歩で進化するトップレベルのサッカーでは、自由にプレーできるスペースを相手に受け渡さないための守備戦術が洗練されて浸透し、さらに研究されている。オフェンシブな選手にとっては思い通りにプレーすることが難しい時代と言えるのかもしれない。 どこに危険なスペースがあるかを予見する能力 そんななか鎌田はスペースを見つけ出し、そこに入り込む感覚が極めて優れている選手だとヒュッターはいうのだ。「スペースの見つけ方、意識の仕方、使い方が身についている」と。そういう視点で試合を見ているとスルスルと相手守備の間をすり抜けていくシーンをよく目にする。中盤でパスを引

    「カマダは過小評価されている」“古巣”の監督、ファン、長谷部誠が語る鎌田大地“ココがスゴイ”「いなくなって初めて“カマダロス”の大きさが…」(中野吉之伴)
  • ファウルが飛ぶと「オフサイドだろ!」「試合中に選手がラザニア」イタリア人は野球をどう楽しんでる? 現地でプレーした日本人記者の記憶(弓削高志)

    地中海の国にある野球の世界は驚きに満ちていた。 セリエBといえば聞こえはいいが、もちろんプロじゃない。トップチームの仲間たちは当時30歳になったばかりの僕とほぼ同年代で皆、業を持っていた。 主将で遊撃手のアントニオは印刷屋。アメリカかぶれなので「俺のことは“トニー”と呼べ」と全員に命じていた。控え捕手のフランチェスコは薬剤師で、いつも練習帰りに「乗ってくか」とベスパの後ろに乗っけてくれたナイスガイだ。もう一人いる別のフランチェスコは無職の主戦投手で、人曰く「俺のストレートは最高速130キロ」だが、スピードガンがクラブにないので信憑性がなかった。ついでにスタミナもなかった。 練習は週3度で、週末に試合というルーティン。移動は分乗。決まった集合時間はなく、各自が仕事の都合に合わせて可能な時刻に三々五々集まった。スーパー店員、運送屋、PCサービス等など、それぞれの職業はバラバラだったが、野球

    ファウルが飛ぶと「オフサイドだろ!」「試合中に選手がラザニア」イタリア人は野球をどう楽しんでる? 現地でプレーした日本人記者の記憶(弓削高志)
  • コパ・アメリカのとんでもないドタバタ劇…開幕2週間前に開催国変更、ネイマールらが“ボイコット寸前”【東京五輪に似ている?】(沢田啓明)

    6月13日、ブラジルの首都ブラジリアでコパ・アメリカ(南米選手権)が開幕した。 その2日前に始まった欧州選手権は、各会場が1万人前後かそれ以上の観客を入れている。12日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(インテル)が試合中に心臓発作を起こして倒れ、大騒ぎになったが、幸いにして一命を取り留め、通常の大会に近い盛り上がりをみせているようだ。一方、コパ・アメリカは全試合、無観客で行なわれる予定。寒々とした巨大なスタンドが、欧州選手権とコントラストを描く。 ネイマールは1得点1アシストの大活躍 セレソン(ブラジル代表)は、6月上旬の2022ワールドカップ(W杯)南米予選2連戦(4日のエクアドル戦と8日のパラグアイ戦。いずれも2-0で快勝)とほぼ同じベストメンバー。一方、ベネズエラは大会直前に新型コロナウイルス陽性者が続出し、出場登録選手27人中、実に15人を新たに招集した。2022

    コパ・アメリカのとんでもないドタバタ劇…開幕2週間前に開催国変更、ネイマールらが“ボイコット寸前”【東京五輪に似ている?】(沢田啓明)
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    wktk_msum 2021/06/17
    ドタバタどころかボロボロやんけ
  • 3カ国語で答えるフェデラー、言い返すシャラポワ…大坂なおみが拒否した「記者会見」では何が起きているのか?(内田暁)

    「ロジャー・フェデラーは、〇時△分にメインインタビュールームで会見を行います」 「ノバク・ジョコビッチが第一会見室に向かっています」 テニスの大会のプレスルームには、そのようなアナウンスがひっきりなしに流れてくる。人気選手の会見ともなれば、早めに行かないと席が埋まってしまう。負ければその足でコートから会見室に直行する選手もいるので、記者席からインタビュールームまで、我先にと競うように走ることもある。 コロナ禍により会見もリモートが主流になった現在だが、かつてはそれが、プレスルームで見慣れた光景だった。 テニスの記者会見はどう行われているか? 大坂なおみが、全仏オープンで「記者会見は行わない」と宣言したことにより、グランドスラム・ルールブックに明記されている「メディアから要望がある場合、選手は試合直後、もしくは30分以内に会見を行なわなくてはいけない」の文言は、多くの人が知るところとなった。

    3カ国語で答えるフェデラー、言い返すシャラポワ…大坂なおみが拒否した「記者会見」では何が起きているのか?(内田暁)
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    wktk_msum 2021/06/11
  • 高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)

    中学で帰宅部の人気が伸びている背景を調べてみると、現在のスポーツ部活が抱える様々な問題が見えてきた。では高校生の部活ではどうなのか? そしてそれらの問題を解決するカギはあるのか?(全2回/前編へ) 高校生でも帰宅部(約20%)が増加中 中学と比べ、高校の部活は甲子園などを始め、規模も注目度もケタ違いだ。大学スポーツと比べても、メディアでの扱いやファンの多さで引けを取らない。 しかし、帰宅部が増加しているのは高校も同様である。高校2年生に対する調査では「部活に無所属」と回答した生徒は平成26年度は19.0%、平成28年度は20.3%と増加している(国立青少年教育振興機構調査)。直近の調査はないが、中学同様に増加傾向にあると考えていいだろう。 実際、20年以上のキャリアを誇る福島県のベテラン高校教師も生徒たちの変化を感じている。 「昔より帰宅部が増えた印象は確実にありますね。私の担任する学年の

    高校生も帰宅部(約20%)が増えている…現役教師のため息「運動部を減らしたいのにOBOGの反発がすごくて…」(沼澤典史)
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    wktk_msum 2021/06/04
  • 公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)

    「マイナビ」の胸スポンサーが入った市立船橋のユニフォーム。スポンサーは高校サッカーのトレンドとなるか。 最近の高円宮杯プレミアリーグやプリンスリーグを中心に高校サッカーを観ていて、高体連チームのユニフォームにスポンサーが付いていることに気づいた人も多いのではないだろうか(*高体連=公益財団法人全国高等学校体育連盟。高等学校のスポーツ活動の多くを統括する組織)。 Jクラブのアカデミーのユニフォームならスポンサーが入っていることは特段珍しいことではないが、高体連のユニフォームの胸や背中にもスポンサーが入っているのは一般的には知られていない。 それはなぜかというと、一番注目を浴びる全国高校サッカー選手権大会では、スポンサー入りのユニフォーム着用は一切認められていないからだ。インターハイも同様で、要は高体連主催の大会は不可である一方、プレミア、プリンス、都道府県リーグのように日サッカー協会や各都

    公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)
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    wktk_msum 2018/09/07
    高校だけじゃなくて大学でもやってほしい取り組み。大学サッカーも金むちゃくちゃかかるからな
  • 甲子園決勝は本当に明日でいいのか。金足農業・吉田輝星の投球数が……。(氏原英明)

    過去に何度も見た光景だった。 表現としては“末恐ろしいピッチャー”だ。 秋田県大会からすべてのイニングを1人で投げぬいている金足農のエース・吉田輝星がまた、快投を見せた。 準決勝の日大三戦では、2点を先行すると、そのアドバンテージを最大限に生かすピッチングを展開。ピンチに陥ってもしっかりと間を取り、走者のスタートを一歩ずつ遅らせ、打者に対しては変化球を低めにコントロールして、ギアを上げたストレートで強力打線を黙らせた。 5試合連続完投勝利は見事というしかない。 限界を超えていてもおかしくない心身の状態でありながら、それでも快投をみせる。 しかし、吉田のような投手をみたのは過去に1度や2度ではない。 「投げないという選択肢はなかった」 2006年の斎藤佑樹(早稲田実)しかり、2008年の戸狩聡希(常葉菊川)、2010年の島袋洋奨(興南)、2013年の高橋光成(前橋育英)……。筆者が取材現場に

    甲子園決勝は本当に明日でいいのか。金足農業・吉田輝星の投球数が……。(氏原英明)
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    wktk_msum 2018/08/23
  • オシム「サッカーの未来が分かる試合」クロアチアvs.イングランドの重要性。(田村修一)

    「日はどうなっているのか。また台風の犠牲が出たのか?」というのが、開口一番のイビチャ・オシムの言葉だった。 「台風ではなく豪雨ですが大きな犠牲が出ています」と答えると、「1日も早く復興して欲しいし、いつの日にかこうした災害の犠牲がなくなることを願ってやまない」とオシムは続けた。 今しがた終わったばかりのクロアチア対ロシア戦の興奮が冷めやらぬ私に、彼の言葉は冷水を浴びせかけたといってもよかった。クロアチアの準決勝進出をオシムも純粋に喜んでいるだろうと思いこんだのは、あまりにシンプルでナイーブであるといえた。 自分の立ち位置を常に確認し、言及すべきことに言及する。 サッカーに関しても、適切な距離感と客観性を決して失わない。 彼の言葉を聞いて、私も冷静さを取り戻すことができたのだった。 おもむろに彼は語り始めた。ロシア対クロアチアの準々決勝について、クロアチア代表というチームについて、そして次

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    wktk_msum 2018/07/10
  • トルシエが考える日本代表の問題点。「西野にナショナリズムを託したのか?」(田村修一)

    日本代表新監督就任記者会見での田嶋幸三会長と西野朗監督。お祝いの雰囲気が少なく、西野氏の硬い表情が印象的な会見となった。 フィリップ・トルシエは現在、中国1部リーグの重慶当代力帆でスポーツディレクターをつとめる傍ら、自らのワイナリーをボルドー・サンテミリオン地区に有し、2014年からワインの製造も手掛けている。と同時に、日サッカー、とりわけ日本代表については、常にその動向を気にかけ、熱い視線を向けている。 ヴァイッド・ハリルホジッチ解任騒ぎも一段落し、いよいよワールドカップ大会に向けての最終段階に入った感があるが、当のところ、トルシエは突然の解任劇と西野朗新監督率いる日本代表の可能性をどう見ているのだろうか――。 監修:田村修一 ――ヴァイッド・ハリルホジッチが日本代表監督を解任されたのは驚きでしたか? 「驚いたことは驚いたが……その答えはウィとノンの両方になる。 まず驚きであったの

    トルシエが考える日本代表の問題点。「西野にナショナリズムを託したのか?」(田村修一)
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    wktk_msum 2018/05/21
  • ダバディだけが知る本当の「ハリル」。“鬼才”前日本代表監督との3年間。(フローラン・ダバディ)

    ハリルホジッチ監督が解任された。 田嶋会長の会見を聞いた。 東京五輪を見込んで、全員日人で団結したかったということでしょうか。21世紀にしてその発想とは、虚しい。悔しい。 私は、単一民族主義は間違っていると思う。理性を働かせて理解することはできるが、必ず失敗することも知っているから。 ハリルさんが育った旧ユーゴスラビアの黄金期は、すくなくともスポーツや文化において、あらゆる民族、宗教、文化が混ざり合った'80年代だった。彼の母国であるボスニアで開かれた'84年のサラエボ五輪はその象徴だった。 サッカーでも、マラドーナのアルゼンチンを追い詰めたオシム監督のユーゴスラビア代表は人種のるつぼだった。ハリルさん自身も異なる民族の血を引き、国際結婚をし、異国(フランス)で自分の子供たちを育てたのだ。 だからコスモポリタンなハリルさんが日本代表の監督になった時、とても嬉しかった。日サッカーが変わる

    ダバディだけが知る本当の「ハリル」。“鬼才”前日本代表監督との3年間。(フローラン・ダバディ)
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    wktk_msum 2018/04/16
  • プロ野球、最多観客動員の裏で……。「野球離れ」を裏付ける恐怖の数字。(広尾晃)

    昨年、NPBの公式戦の観客動員は、2513万9463人を記録した。これは実数発表を始めた2005年以降では最多。2005年は1992万4613人だから、12年で500万人以上増加した。今回は、「観客動員」の数字についていろいろ考えてみる。 昭和の昔、プロ野球の観客動員数は「いい加減な数字」の代表のようだった。私の通った高校では、適当なことをいう奴に「プロ野球の観客数みたいなこと言うな」と言ったものだ。 後楽園球場の巨人阪神戦は判で押したように「5万人」。でも、実数発表の日シリーズでは「4万2182人」。そもそも後楽園球場のキャパは「4万2337人」だったから、5万人も入るはずがないのだ。 同時期のパ・リーグの球場には閑古鳥が鳴いていた。シーズン終盤、順位が決まった後の大阪球場なんか、「1人、2人」と数えられるくらい少なく、うすら寒い景色が広がっていたが、発表は「1000人」。 翌日、朝刊

    プロ野球、最多観客動員の裏で……。「野球離れ」を裏付ける恐怖の数字。(広尾晃)
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    wktk_msum 2018/01/26
    野球のような企業チームでも、地域密着しないと生き残れないのね。JFL以下にいる、J参入条件を満たさない企業チームは参考にできるところ多そうに感じる
  • アジア杯をTV観戦したら公開処刑。イスラム国がサッカーを禁じた日。

    イラクでは、ショートパンツやジャージの選手たちがサッカーの試合をする風景が、再び普通の光景になってきた。 3月14日発売の『フランス・フットボール』誌では、ジェレミー・ベルリオー記者が、イスラム国に占拠されていた地域のサッカーがどうであったかをレポートしている。 非寛容で排他的な原理主義が、なぜサッカーを目の敵にしなければならなかったのか。地域に住む人々はそれをどう受け止め、どう対処したのか。明かされるのは驚くべき事実の数々である。 スポーツやアスリートを主人公にして、社会現象に深く切り込んでいく――。 このレポートもそうであるし、東日大震災からわずか2カ月後に『レキップ・マガジン』誌がおこなった日の著名アスリートたち(白鵬、北島康介、小笠原満男、岩隈久志、浅田真央、阿部香菜)の震災についての連続インタビューなど、フランスのスポーツメディアは日のメディアにはない視点、切り口でスポーツ

    アジア杯をTV観戦したら公開処刑。イスラム国がサッカーを禁じた日。
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    wktk_msum 2017/12/12
  • 驚くべき冤罪を浮き彫りにした、ノンフィクションの真髄。~我那覇“ドーピング事件”の真相~(一志治夫)

    『争うは意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と 彼を支えた人々の美(ちゅ)らゴール』 木村元彦著 集英社インターナショナル 1500円+税 我那覇、ドーピング、裁判――。私の記憶の中にはそんな言葉が断片的に残っているだけで、実際の事件の詳細に関してはまるで知らなかった。書で初めて、それがいかに不可解かつ理不尽な事件であったのかを教えられた。 '07年4月21日に行なわれた対浦和戦でゴールを決めた川崎フロンターレの我那覇和樹は、実はこの日、体調不良に苦しんでいた。2日経っても、喉の痛みと腹痛は治まらず、身体は水も受け付けなかった。それでも、ポジション争いが熾烈なチームゆえ、練習を休む、という選択肢は我那覇にはなく、練習終了後、ようやくチームドクターに窮状を訴え出る。 体温38.5度。水を摂るのも困難な状態で、ドクターは緊急の水分補給として、ビタミンB1を入れた生理塩水の点滴治

    驚くべき冤罪を浮き彫りにした、ノンフィクションの真髄。~我那覇“ドーピング事件”の真相~(一志治夫)
  • ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー

    9年ぶりのJ1復帰を目指すジェフユナイテッド千葉は、今季、いままでにない大改革を進めている。 エスナイデル新監督が率いるチームは、極端なまでのハイラインで守り、猛烈なハイプレスをかけ続ける。前にも後ろにも、とにかく走るのだ。夏場でも、その運動量が落ちることはない。なぜ、そこまで走れるのか――。 監督は「そこにミステリーはない」と言葉に力を込める。厳しいフィジカルトレーニングを課しているのは想像に難くないが、それだけではない。強度の高い練習をこなす体作りから見直し、徹底して事改善に取り組んでいるのだ。 現役時代、イタリアのユベントス、スペインのレアル・マドリーなど、欧州の名門クラブでプレーしてきた元アルゼンチン代表にとっては、当たり前のことを当たり前にしているだけだという。 脂身、濃い味、白米が並ぶ事に監督があ然。 きっかけは、シーズン開幕前の沖縄キャンプだった。 「なぜこんなに味付けが

    ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー
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    wktk_msum 2017/09/08
    ジェフのネタがこれくらいしかないのが切ないな
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