日本将棋連盟TOP 将棋コラム 場面場面で使える手筋を学んで、加速度的なスピードで上達しよう!初段を目指している人が読むべき手筋・格言棋書 今回は手筋や格言に関する本を5冊紹介していきます。手筋とは、駒の働きを最大限に引き出す局所的な使い方のことです。歩にはじまり玉にいたるまで、それぞれの駒に特有の使い方があるだけでなく、いくつかの駒を組み合わせた手筋を使うことで高い効果を得られることがあります。また格言とは、古くから伝えられる、攻めや守りに関する経験的な知見のことです。多くの場合、格言は覚えやすい短いフレーズになっています。 (1)『将棋・ひと目の手筋』(週刊将棋編、渡辺明監修、マイナビ) この本は、実戦によく出てくる手筋を次の一手形式でまとめた文庫本です。章立てとしては、第1章「駒別ひと目の手筋」、第2章「囲い崩しの手筋」、第3章「端攻め・ひと目の手筋」、第4章「ひと目の受け」、第5章