旬のサンマをふるまう恒例の「目黒のさんま祭り」が東京のJR目黒駅前で開かれ、多くの人でにぎわっています。 会場のJR目黒駅前では岩手県宮古市で水揚げされたばかりのサンマおよそ7000匹が用意され無料でふるまわれています。 ことしのサンマは、やや小さめですが脂はのっているということで、長い列をつくって焼き上がりを待っていた家族連れなどはサンマを受け取ると早速、秋の味覚を味わっていました。 家族と一緒にやってきた40代の男性は「毎年来ていますがことしも美味しくいただきました。宮古市は震災の被害もあったところですが、復興が進んでこうやってサンマを味わえるようになるのはうれしいです」と話していました。 サンマを提供した宮古水産物商業協同組合の島香尚組合長は「ぜひ宮古市のサンマを多くの人に味わっていただきたい」と話していました。 この催しは午後2時まで開かれています。