小説や漫画の海賊版と見られるアプリが「App Store」で販売されている問題で、日本書籍出版協会(理事長:相賀昌宏小学館社長)など4団体は12月14日、米Appleに「重大な責任がある」として、海賊版に関する情報開示と防止策の構築を求める声明(PDF)を発表した。 4団体は日本書籍出版協会のほか、日本雑誌協会(理事長:上野徹文芸春秋会長)、日本電子書籍出版社協会(代表理事:野間省伸講談社副社長)、デジタルコミック協議会(理事長:入江祥雄講談社取締役)。 App Storeでは、村上春樹さん、東野圭吾さんらの人気作や漫画を無断で電子書籍化したと見られるアプリの販売が相次ぎ発覚している(今度は日本語 「1Q84」海賊版、またiTunesに、電子書籍だけじゃない 無断転載の海賊版アプリ、iTunesで横行) 声明では、Appleに対し海賊版の削除を要請したものの、大半の違法配信は続いていると指