■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[11] 電子書籍共同ブランドづくりに取組む 沢辺 均 < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110726140200.html > ─────────────────────────────────── 前回のここで、この連載を「ポットの日誌」という自社サイトと、「マガジン航」というサイトにも転載しているって書いた。理由は、「できるだけ多くの人が読む可能性を増やしたい」ってこと。読んでもいいかな? って思ってくれる人にまだまだ届いていないと思うからだ。 このことは本も同じだと思うようになってきた。「太宰治の『人間失格』に、イケメンの写真かなにかのカバーをつけ直して注目を集めていたこともある」みたいな化粧直しをしないと、読んでくれるだろう人にとどかないまま、本は忘れ去られて行く。 で、電子書籍の話として続