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ブックマーク / sorainutsushin.blog60.fc2.com (36)

  • 空犬通信 紀伊國屋書店がこの春、一気に4店をオープン

    先日、2/17に紀伊國屋書店が出したリリース「紀伊國屋書店 2017年春に4店舗をオープン」には、びっくりさせられました。もちろん、うれしい意味で、です。 ブログでもたびたび取り上げていますが、有名店や老舗を含む書店閉店のニュースが次々に報じられるこのご時世に、なんと一気に4店舗をオープン。そして、何よりうれしいのは、その4店のなかに、震災の影響で長期にわたる休業を余儀なくされていた熊県の紀伊國屋書店熊はません店が含まれていることです。 リリースによれば、2017年春にオープンとなるお店は以下の4店。新規が3店、リニューアルが1店です。 紀伊國屋書店 エブリイ津高店紀伊國屋書店 天神イムズ店紀伊國屋書店 (仮称)木場店紀伊國屋書店 熊はません店 エブリイ津高店は岡山に新しくできる商業施設「エブリイOkanaka津高」の3階に入るお店で、268坪。オープンは3/28。Googleの地

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  • 空犬通信 紀伊國屋書店新宿南店が、今夏、大幅縮小に【更新】

    昨年のリブロ池袋店に続き、今年もまた首都圏の大型書店関連で大きな事件が。(奇しくも、「7月」というタイミングまで同じ……。) 紀伊國屋書店新宿南店の大幅縮小が、5/13、まずは朝日新聞が先陣を切るかたちで(と言っていいでしょうか)、続いてその他の全国紙やWEBのニュースメディアほかによって一斉に報じられました。 関連記事はたくさんありますが、内容の重なるものをやたらにリストアップするのもなんですので、ここでは最初に大きく報じた朝日新聞、見出しのニュアンスの異なるNHK、そして業界紙の新文化の3つをあげておきます。(各記事での紀伊國屋書店の表記は、WEBでの表見出し・文の表記をそのまま引いています。) 「紀伊国屋新宿南店、事実上の撤退へ 売り場を大幅に縮小」(5/13 朝日新聞デジタル)「紀伊国屋書店新宿南店 売り場を大幅縮小へ」(5/13 NHKニュース)「紀伊國屋書店、新宿南店を縮小

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  • 空犬通信 絵本の値段は高いのか

    ちょっと気になる記事を見ました。 宣伝になってしまうのも嫌なので、記事名やURLはあえてあげませんが、ある古書店のオープンを伝える記事です。そのなかに、こんなふうにありました。店主は《新刊の絵は高い値段のものが多く、絵を読む機会が減っているように感じていた》そうで、《大人も子どももゆっくりと絵を楽しむスペースを作りたかったのがオープンのきっかけ》なのだそうです。 別に、が高いと感じるかどうかは個人差もあるでしょうし、その人にとってどういうものなのか(商売に関わるものなのか、なくては困るものなのか、単なる読み捨てなのか、などなど)にもよるでしょうから、どう思うと勝手だと思います。ただ、だからといって《販売価格は100円〜500円(保存状態により異なる)》などと一律で安売りするのはどうでしょうか。しかも、《状態の良くない絵は無料で提供》などともあります。ちなみに、買い取りは《ハードカ

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  • 空犬通信 丸善ジュンク堂書店が国内外で連続出店、100店舗体制も間近?!

    取り上げるタイミングを逸して、微妙に時間が経ってしまいましたが、「新文化」の4/2号に「丸善ジュンク堂書店国内外で出店ラッシュ 100店舗体制、年内にも 京都、名古屋は「店」に」という記事が載っていました。 記事によれば、丸善ジュンク堂書店は《東京、大阪、名古屋、京都、埼玉、四国のほか、台湾にも出店》とあり、《近年にない異例の出店ラッシュ》で、《4月1日現在で91店舗をもつ丸善ジュンク堂書店が100店舗体制となることがほぼ確実とみられる》あります。 出店予定8店すべての詳細が記事で明らかになっているわけではありませんが、記事でふれられているものをまとめるとこのようになります。 3/20 ブックスモア大館店(秋田;約500坪)*FC店4/10 ジュンク堂書店大泉学園店(東京・練馬区;約250坪)4/11 丸善書店高島屋大阪店(大阪・難波;約200坪)4/28 丸善書店名古屋店(愛知・名古

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  • 空犬通信 紀伊國屋書店新宿南店6階に、巨大洋書売り場Books Kinokuniya Tokyoオープン

    先日、5/29に、紀伊國屋書店新宿南店6階にオープンしたBooks Kinokuniya Tokyo。オープン前にも一度記事で紹介しましたが、オープン当日の夕方、お店を訪問してきましたので、簡単に報告します(取材を頼めるような知り合いがいなかったので、今回は店内の写真はなしです)。 ↑左は3階のウインドーに出ている大きな案内。右は、オープニング記念イベントなどの告知です。 同店の6階は約300坪と、駅ビルなどの商業施設に入っているワンフロア型の中規模書店並の広さがあります。それが、ワンフロアまるごと全部洋書・洋雑誌にあてられるのですから、さすがに壮観です。 同じく、大きな洋書売り場のある丸善丸の内店や、大阪のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店の洋書売り場に比べると、(いい意味で)売り場にぎっしり感がなく、通路は広めにとられ、棚の高さもおさえめになっているなど、全体にゆったりした空間の使

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  • 空犬通信 フロアがまるごと洋書売り場?!……紀伊國屋新宿南店に驚愕の巨大洋書売り場が出現【更新】

    この記事にはびっくりしました。もちろん、うれしいほうの「びっくり」です。 「紀伊國屋書店 新宿南店洋書売場を拡大し、あらたな洋書空間“Books Kinokuniya Tokyo” 5月29日オープン」(5/16 共同通信PRワイヤー) しょっちゅう同店の洋書売り場に出没したり、そのことをツイートしたりしているせいか、同店の洋書売り場のツイッター「紀伊國屋書店洋書部(@Kino_Yosho)」さんがわざわざ知らせてくれました。 記事を見てみます。《株式会社 紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井 昌史)はこの度、新宿南店洋書売場を拡大し、“Books Kinokuniya Tokyo” として5月29日(木)オープンいたします》。 《紀伊國屋書店の海外店は、「世界をつなぐ、紀伊國屋書店」として、を通じて文化の発展と人々の相互理解に寄与することを目指しており、“Books Kinokuniya

    空犬通信 フロアがまるごと洋書売り場?!……紀伊國屋新宿南店に驚愕の巨大洋書売り場が出現【更新】
  • 空犬通信 本屋さんの店頭からぎっしり感が失われるとしたら

    昨日の帰り道。中央・総武線が人身事故で遅れ、車中でずいぶん待たされたうえ、乗換(中野止まりでした)で降りた中野駅のホームはぎっしりの人、とてもしばらくは電車に乗れそうもないというので、早々にあきらめて途中下車、中野ブロードウェイで時間をつぶしてから帰りました。 中野ブロードウェイは、ぼくのような、オタクではないけれどオタっぽいところはある、という文系人間にはほんとに楽しいところで、におもちゃにレコードに楽器にと、心引かれるものたちであふれていて、いくらいてもあきません。この日も、早々に電車と駅を抜け出したのは正解でした。車中で待たされていらいら気味だったんですが、何千円、とくに何万円もする怪獣ソフビをウインドーごしに眺めているだけで、いつのまにかすっかりいやされてしまいましたから。ほんと、単純というか、安上がりというか、なんというか。 書店好き好きとしては、ブロードウェイで、必ずチェッ

    空犬通信 本屋さんの店頭からぎっしり感が失われるとしたら
    worris
    worris 2014/05/12
    本の適正返品率は20%とか30%とかいう説の話(実態は40%)。
  • 空犬通信 キノベス!2012の授賞式&トークセッションに参加してきましたよ

    昨日は、紀伊國屋書店新宿南店7階の紀伊國屋サザンシアターで行われたイベント、「キノベス!2012 授賞式&トークセッション 三浦しをんさん、岸佐知子さん <いま、ことばを編むということ>」に参加してきましたよ。 ↑右は入場時に配られた、『舟を編む』の缶バッジ。 好きの間で注目度の高い「キノベス」がらみのイベントで、さらに人気直木賞作家が出演するトークもあるということで、前売りは完売、わずかに用意された当日券も完売だったそうで、会場は満席でした。あとで調べたら、紀伊國屋サザンシアターって、468席もあるんですね。これが満席とは、いやはや、びっくりしました。 「キノベス!」とは、《過去1年間に出版された新刊を対象に、紀伊國屋書店で働く全スタッフから公募した推薦コメントをもとに、選考委員の投票でベスト30を決定し、お客様に全力でおすすめする》というもの。そのキノベスの2012年の第1位に選ば

  • 空犬通信 探偵者として応援したい……三一書房のこと

    理論社のときにもいろいろ考えさせられたことですが、出版社、それも大変な状況にある出版社のことについて書くのはむずかしいことがありますよね。その社が、労働争議を抱えていたり、経済的な危機にあったりするような場合はとくに。 この版元についても、いろいろな思いを持っている方がいることでしょう。「 〈の舞台裏〉帰ってきた三一書房」(9/18 朝日新聞)。 記事は、『ボクが東電前に立ったわけ 3・11原発事故に怒る若者たち』を冒頭で紹介、その版元、三一書房を《大ヒットベストセラー『人間の条件』(五味川純平)で知られ、「反権力」「反差別」の出版姿勢で様々な著者に門戸を開いてきた》と紹介しています。 記事は、こう続きます。《しかし1998年以降は労働争議が勃発。社のロックアウトなどが発生する中、新刊はもちろん重版の数も極端に減り、出版活動は停滞を余儀なくされる。06年に一度解決したが、新経営陣との間

  • 空犬通信 神奈川書店回りレポートです……横浜編

    さて、先日の神奈川書店回りのレポート、最終回の今回は横浜編ということで、3店、ご紹介します。すみません、今回も長いです(苦笑)。まずは、紀伊國屋書店横浜みなとみらい店から。 同店は、JR桜木町駅から徒歩少し、というか、ほぼ目の前にある商業ビルColette・Mareみなとみらいの5階にあります。建物の雰囲気や入っているテナント、館内のお客さんの感じからして、東京でいうとルミネのような感じのファッションビルになるんでしょうか。上に映画館が入ってるから、パルコかな。まあ、そんな感じです(ものすごく適当な印象です;苦笑)。したがい、平日午後ということもありますが、オヤヂ度はかなり低め。 ↑入り口はこんな感じ。できてまだ1年ほどのおしゃれビル内にあるお店ということで、入り口の雰囲気も、什器の感じも従来の紀伊國屋書店の感じとはずいぶん違っていますね。店名を伏せて店内の様子を見せられたら、紀伊國屋書店

  • 空犬通信 ブンブンコ通信、最近こんなの読みました、炎の文庫日誌……書店フリペがおもしろい!

    この空犬通信ではたびたび取り上げていますが、わたくし空犬は書店独自の情報発信にとても興味があるもので、書店が独自に出しているフリーペーパー、なかでも担当の方の思いや個性が存分に発揮された、手作り感にあふれるタイプのものが大好き。そうしたフリペとの出会いは、書店をおとずれる際の楽しみの1つになっています。 最近いくつかおもしろいフリペを手に入れたので、まとめて紹介しなくちゃなあ、と思っていたら、このところ、ツイッター書店員さんたちの間で、何やらとみにフリペの話題がにぎやか。そうした話題にお互いに刺激されたのでしょうか、フリペを作ろうという話が出ていたり、実際に作っちゃった方がいたり、それらを送ったの読んだのの、どの店に並べたのといった話が飛び交ったりしています。昔から書店フリペをプッシュしてきた身としては、実にうれしいことになっています。 今度の金曜日、6/17は・書店・音楽のイベント「ブ

  • 空犬通信 こういうのが読みたかった……『週刊ポスト』新シリーズ「復興の書店」

    今朝、朝日新聞の新聞広告(全5段)を見ていたら、『週刊ポスト』の新シリーズ「に生かされた人々の記録 復興の書店」という記事が目にとびこんできました。書店派としてはこのタイトルの記事を読まないわけにはいきませんね。早速購入、読んでみました。 書き手は、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家の稲泉連さん。不勉強で著書は未読ですが、受賞作『ぼくもいくさに征くのだけれど』(中央公論新社)のほか、『僕の高校中退マニュアル』(文藝春秋)などがある方ですね。 不定期連載ということで、通し番号などは入っていませんが、初回の記事は、「被災地では「御礼状の書き方」が売れている」というタイトルで、ブックポートネギシ社長・千葉聖子さん、金港堂石巻店店長・武田良彦さん、ヤマニ書房エブリア店店長・吉田政弘さんの3店、3人の書店員の方が取り上げられています。 帰りの電車のなかで読んだんですが、まいりました。3店のみなさん

  • 空犬通信 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店をやっと訪問……大阪書店巡りのレポートです

    なかなか書けずにいるうちに、4月が終わってしまいました……。先月初めの大阪出張のときに、見てきた大阪の新刊書店について、今ごろなんですが、レポートします。タイミングを逸してしまいましたので、ごくごく簡単に……。 まず、驚いたのがJR大阪駅。先日の記事にも書きましたが、ここ数年は、いつ訪ねても、駅および周辺のどこかしらが工事中という印象でしたが、今回は大きく様変わりしてました。 ↑へたくそな写真で恐縮ですが、JR大阪駅のホーム上あたりを覆うように巨大なスロープというか屋根というかが、できています。 以前にも書いたことがありますが、ぼくは高校卒業まで大阪にいましたので、JR大阪駅は、構内はそれこそ目をつぶっていても歩けるぐらいに思っていたし、自分の出たい方角に最短距離で移動できる自信もあったのですが……そんな古い知識や自信がいつまでも通用するわけ、ありませんよね。そのことを今回、実感させられま

  • 空犬通信 ふたば書房河原町店が閉店?!……そして、新しい書店が

    先日の大阪書店回りの記事を早くまとめなくては、と思いながら、別のことにばかり手をつけてしまって、なかなか大阪書店レポをまとめられずにいる空犬です。 先日の大阪出張、初日は京都に用事があったのですが、京都駅周辺で数時間を過ごしただけで、書店回りをするチャンスはほとんどなし。わずかにのぞけたのが、くまざわ書店京都ポルタ店、アバンティブックセンター京都、ふたば書房京都駅八条口店の3店だけ。見たとも言えない短時間の訪問でした。 うち、アバンティ(と同じ系列のアミーゴ)、ふたば書房はいずれも京都他近畿圏を中心に展開しているチェーンで、前者は東京にもわずかに店舗がありますが、後者は東京にはないチェーンですので(同じ系列の文具・雑貨店「アンジェ」は、上野と新宿に2店ありますが)、もっとじっくり見てきたかったなあ。 そのふたば書房ですが、「ご報告。」(4/8 日々、河原町 ふたば書房 河原町店の棚から)に

  • 空犬通信 米書店は崩壊の危機なのか、そして、「売り方」を「再構築」しているのは一部の書店だけなのか……最近の新聞記事から

    こんなふうに書店の話題を取り上げることについて、ちょっと不安になっている空犬です。昨晩、ちょっと弱気なツイートをしたら、たくさんの方から励まされてしまいました。ありがとうございます。もうちょっとがんばってみるか、という気になったのはいいのですが、今日の記事は、そういう気分のときに取り上げるべき話題なのかどうか、ちょっと微妙ですねえ(苦笑)。最近新聞で取り上げられた書店関係の記事に気になるものが2つありましたので、ご紹介します。 「米書店、消滅の危機 チェーン2位倒産の衝撃」(2/18 朝日新聞) 「書店「売り方」再構築、大日印のハイブリッド戦略、大・小型店、立地に応じ。」(2/16 日経MJ(流通新聞)) まずは、朝日新聞の記事から。この空犬通信でも先日取り上げたボーダーズの件なんですが、いきなり、タイトルが《米書店、消滅の危機》で、記事冒頭には、《米国では書店ビジネスそのものが崩壊の危機

    worris
    worris 2011/02/19
    「毎日書店を見て、毎日本の動きを見て、毎日書店のことを考えている身にしてみれば、ここで書かれていることって、特定の書店がごく最近になって始めたことでもなんでもなく」
  • 空犬通信 CHI小城社長インタビュー、ズームイン、朝日新聞広告特集、BEX……書店関係のいろいろ

    書店関係のいろいろをまとめて紹介します。まずは、こちらから。今回もあちこちから異論・反論・議論を呼びそうな感じです……。「中小書店も電子書籍に参加を CHI社長が呼び掛け」(2/12 47NEWS)。 記事を引きます。《丸善、ジュンク堂などを傘下に持つ書店大手CHIグループの小城武彦社長(49)は12日までに共同通信のインタビューに応じ、準備を進めている電子書籍の販売と紙のの販売を連携させるサービスについて「小規模書店にも仕組みを貸し出す」と述べ、中小書店にも参加を呼び掛ける方針を明らかにした。》 《明らかにした》と、最近の発言であるようにもとれる書き方ですが、この考え自体は、昨年の朝日新聞beのインタビューでも、また新文化のインタビューなど、昨年中からいろいろなところでふれられていたものですね。 《CHIは親会社の大日印刷やNTTドコモとともにインターネットで電子書籍を販売する「電子

  • 空犬通信 東京・多摩センターの出店は「丸善」ブランドに

    先日、書名をあげた書店のほか、最近読んだ・刊行されたで、ふれたいものがいろいろたまっているんですが、今日はやはりこれを取り上げないわけにはいきませんね。「ジュンク堂書店、東京・多摩センター駅前に「丸善」の屋号で出店」(2/10 新文化)。 記事を引きます。《4月22日、多摩センター百貨店5階に1200坪でオープン。月商目標は5000万円。主帳合取次は大阪屋。店長はCOMICS JUNKUDO町田店の坂恭亮店長が務める。》 出店の噂はずいぶん早くから流れていて、この空犬通信でも何度かふれてきました。これまでは、ジュンクまたはMARUZEN&ジュンクブランドでの出店だろうとなんとなく思われていたのが、どうやら丸善での出店らしいと聞いたのがしばらく前のこと。屋号の件はその通りでしたね。 屋号の件はともかく、驚くのはやはりその大きさでしょう。新店が三越内の大塚家具跡ということで、建物の大き

    worris
    worris 2011/02/10
    「多摩センター駅近辺にある新刊書店すべての床面積を合計したのよりも、さらに大きいもの」
  • 空犬通信 ジュンク堂書店、CHIグループと経営統合……丸善&ジュンク、サイトリニューアル

    先週の吉っ読新年会@becoとそこで話したブックンロールのこととか、取り上げたい新刊のこととか、しばらく前にやっと観ることができた『キック・アス』(最高!)のこととか、書きたいことはいろいろたまってるんですが、今日はやはり、書店的には、これでしょうね。「丸善&ジュンク堂書店、共同の販売サイトにリニューアル」(2/1 新文化)、「丸善&ジュンク堂書店へのサイトリニューアルのお知らせ」(2/1 丸善&ジュンク堂書店)、「CHIグループ、ジュンク堂、雄松堂の子会社化完了」(2/1 文化通信 ニュース速報)。昨年、大型出店の嵐で業界に話題を提供しまくった書店の動きだけに、注目している方も多いことでしょう。 まずは新文化のほうを見てみます。《2月1日、ジュンク堂書店はCHIグループと経営統合し、丸善とグループ化。これを受けて「ネットストアHON」はジュンク堂と丸善の共同運営とし、同日付でリニューアル

    worris
    worris 2011/02/02
    「書店というくくりで話をするときにどこまでを含めるかにもよりますが、文教堂書店やbk1も傘下であることを考えると、広義の書店グループとしては、日本の出版・書店史上、最大規模」
  • 空犬通信 東京駅にできたブックエキスプレスの新店を見てきました

    午後、書店回り。気になっていた新店2軒をのぞいてきましたよ。まずは、BOOK EXPRESS東京駅京葉ストリート店から。これは、東京駅に日オープンしたエキナカ「京葉ストリート」内にできたBOOK EXPRESSの新店。先月閉店した東京南口店のリニューアルと考えていいでしょう。場所も、旧東京南口店の向かいあたりになります。 ↑京葉ストリート、オープンのお知らせポスター。 ↑京葉ストリートのガイド。中を開けて、ブックエキスプレスの部分を拡大したのが、右。 ただ、リニューアルと言っても、場所を移してちょっときれいになった、というレベルではなく、激変、まったくの新規店に生まれ変わったといっていい、変貌ぶりでした。 ↑人の流れが絶えないので、撮影が大変。左の写真で中央に見える、スリットの入ったデザインウォールの左右が入り口で、向こう側に雑誌の棚、手前はフェア棚。その左に見えるボックス状の棚はランキ

    worris
    worris 2011/01/25
    あ、ここユトレヒトが監修しているのか。松丸本舗みたいな他力本願も感じないではないが。
  • 空犬通信 理論社のこと

    あと数日で今年も終わり、というこんな時期に、こういう話題を取り上げずにいられたらどんなにかいいだろう、そんなふうに思いつつ、ふれないわけにはいきません……。 この空犬通信でも何度かふれてきた理論社の件のその後ですが、譲渡先が決まってめでたしめでたしとなるどころか、その後、作家さんや業者さんなどへの同社の対応があまりにもなものであることがツイッターほかで次々に明かになり、ずいぶん話題に、それも悪い意味での話題になってしまっています。経緯について、ツイッターではこちらをどうぞ。実にひどいことになっています。これまで応援だのなんだのと言ってきたのを後悔したくなるほどに……。新聞で取り上げられたものとしては、「山中恒さん:理論社に、出版契約の解除申し入れ」(12/28 毎日新聞)もあります。 これまでは、過去に同社が出版してきた作品と、現在のごたごたは別、という考えで、応援の態度を貫いてきました。

    worris
    worris 2010/12/29
    理論社や良書がどうこうではなくて、企業が倒産する時にこういうことは必然ではないのか。債権者は作家だけじゃない。清算とは別に補償したりしたらそれこそ違法。