日本維新の会と国民民主党、野党系無所属議員の会派「有志の会」の2党1会派は、緊急事態における国会議員の任期延長について憲法改正の条文案をまとめました。 30日に発表された憲法改正案では、緊急事態として自然災害やテロ、感染症のまん延などを想定しています。その上で、国政選挙の実施が「広範な地域」で「70日を超えて」困難な場合、国会議員の任期を延長することを可能としています。 衆議院の憲法審査会では、各党の意見の隔たりから議論が進んでおらず、維新の馬場代表は「憲法審査会を動かしていくエンジンの役割を担いたい」と述べました。 2党1会派は今回の改正案をたたき台として、憲法審査会で各党が合意できる条文作成につなげたい考えです。