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ブックマーク / shiraist.hatenablog.com (11)

  • 時間が解決する問題を解決するために将来に禍根を残すという選択 - Copy&Copyright Diary

    この記事を読んで、久しぶりにこのブログに書きたくなった。 日に戦時加算10年、著作権「不平等」解消へ : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150708-OYT1T50224.html 戦時加算というのは、太平洋戦争の戦時下において、日が当時の対戦国の著作権を保護しなかったために、戦争期間中の日数を保護期間に加えると言うものだ。 文化審議会 著作権分科会 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会(第7回)議事録・配付資料 [資料8]−文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07091009/006.htm この資料によると、サンフランシスコ平和条約の締結国でベルヌ条約に加盟していた国の戦時中に既に創作されていた著作物

    時間が解決する問題を解決するために将来に禍根を残すという選択 - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2015/07/10
    こういう無価値な条件を取引材料にすることに何か名前が付いているよね。
  • 図書館の本の貸出の法的根拠 - Copy&Copyright Diary

    久しぶりに著作権(貸与権)について書いてみます。 ポット出版のプラス電書という紙の書籍に電子書籍がついてくるサービスについて、それを図書館がサービスとして提供できるかについて、書かれています。 プラス電書でつけた電書を電子図書館にいれられるか? | ポット出版 http://www.pot.co.jp/diary/20141116_191605493934514.html的には、同意するのですが、「図書館の貸出の法的根拠」について書かれているところで (図書館学や著作権に詳しい人に突っ込まれたい) プラス電書でつけた電書を電子図書館にいれられるか? | ポット出版 とあったので、少し書かせていただきます。 沢辺さんは 図書館図書館法の 「「図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。」が根拠なんじゃないかな? プラス電書でつけた電書を電子図書館にいれられるか?

    図書館の本の貸出の法的根拠 - Copy&Copyright Diary
  • 電子書籍の「閲覧」を許諾しているという主張 - Copy&Copyright Diary

    とある電子書籍を読み終わったら、最後のページに次のような表示があった。 ◎電子書籍は、購入者個人の閲覧の目的のためにのみ、ファイルの閲覧が許諾されています。私的利用の範囲をこえる行為は著作権法上、禁じられています。 この表示を見て驚いた。 「閲覧」を「許諾」していると言うのだ。 しかも「購入者個人」にのみとは。 まず基的なところから確認しよう。 著作権には「閲覧権」とかは無い。 「見る」とか「読む」とか「聴く」とかの行為には著作権は及ばない。*1 だから、「見る」「読む」「聴く」などの行為は基的に自由なのだ。 その、基的に自由な「見る」とか「読む」とか「聴く」とかの手前のところの、「複製」とか「上演」とか「上映」とか「公衆送信」とか「口述」とか「展示」とか「譲渡」とか「貸与」とかを一定の範囲内でコントロール出来るようにしているのが著作権だ。私はそのように理解している。 では、この電

    電子書籍の「閲覧」を許諾しているという主張 - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2011/10/25
    複製権からアクセス権へ、というのは必然でありネットピープルの間ではある程度コンセンサスが取れているかと思っていたのだが。書籍のメタファーから離れられない人は多い。
  • 同じタイトルで異なる価格 - Copy&Copyright Diary

    また、電子書籍は再版制度の対象外だから、同じタイトルであっても違う価格で販売されていても何ら問題は無い。 でも、チャント調べてきたわけでは無いが、自分の印象では複数の電子書籍販売サイトで発売されている電子書籍は同じ価格である場合がほとんどだったと思う。 ところが、今同じタイトルの電子書籍が二つの電子書籍販売サイトで違う値段で販売されているのを見つけた。それは萩野正昭氏の「電子書籍奮戦記」という電子書籍版。 紙のの情報は下記をご覧ください。 電子書籍奮戦記 作者: 萩野正昭出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/11メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (25件) を見る 日電子書籍のパイオニアとも言うべき、ボイジャー社の社長萩野正昭氏の著書。 このは自分の確認した範囲内では、ボイジャーストアとhontoで電子書籍版が発売されている。*1 電子書籍奮戦記

    同じタイトルで異なる価格 - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2011/07/07
    「複数の電子書籍販売サイトで発売されている電子書籍は同じ価格である場合がほとんど」。公取委が来い。
  • 買い戻し特約も「貸与」 - Copy&Copyright Diary

    こちらのエントリで知ったのだが、TSUTAYA新宿店がやらかしてしまったらしい。 趣都の片すみで:TSUTAYA終わったな http://blog.livedoor.jp/lineunder/archives/51668868.html やらかしてしまった内容はこちら。 『ファイナルファンタジーXIII』が新品480円! ビックリな商売術とは!? - ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/31370 7980円のゲームソフトの予約に、7500円買い取りチケットを付けるというものだ。 「趣都の片すみで」の方が指摘されているように、「貸与」該当し、著作権を侵害する。 これは買戻特約付譲渡も含むもので、要するにTSUTAYA新宿店は著作権法に抵触するTVゲームソフトの擬似レンタルを行おうとしていたわけです。 http://blog.livedoor.jp/line

    買い戻し特約も「貸与」 - Copy&Copyright Diary
  • 電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい - Copy&Copyright Diary

    このエントリーについては、事実誤認がありました。 こちらもお読みください。 このような方法があったのか - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20101101/p1 - 自分は電子書籍を結構買っているし、結構読んでいる。 2000年代の前半はWINDOWS-CEベースのPDAで電子書籍を読んでいたし、2000年代の後半はW-ZERO3シリーズで電子書籍を読んでいた。 昨年iPod Touchを買ってからは、理想書店や電子文庫パブリなどがiPod Touchに対応したアプリを出したので、そのアプリで読むようになった。これまでのPDAやW-ZERO3シリーズに比べて画面のサイズが大きいことや、操作性が良いことから、iPod Touchで電子書籍をこれまで以上に読むようになった。 理想書店では、ポッド出版のタイトルが出た

    電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2010/10/31
    着メロ(着うた)みたいに端末買い替えたら読み捨て、という人やタイトルが多いのかな。
  • 文藝家協会が出版協会に対して配慮をお願いしている - Copy&Copyright Diary

    文藝家協会が2月4日付で次のような声明を出している。 「出版契約」にあたってのご配慮について(お願い)(PDF) http://www.bungeika.or.jp/pdf/201002shuppanyoubou.pdf 読んでみたが、なかなか興味深い。 特に次の箇所。 具体的には、貴協会の「出版契約書」モデルを、新しい時代に合わせた、より著作権者の立場を配慮した契約書モデルとして考案していただきたいと存じます。 当協会には、日の出版界では絶版の定義があいまいなために著作権者が新たな出版の機会を逸するケースや、近年増加しつつある実売部数による支払い部数のカウントが不明確であるケース、電子出版になった途端に著作物使用料が激減して著作権者が経済的困窮に陥ったケース、一契約で他の媒体での使用までも全部認めさせようという一括契約の危険性、などの相談が著作権者から相次いでおります。これは従来か

    文藝家協会が出版協会に対して配慮をお願いしている - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2010/02/15
    「電子出版になった途端に著作物使用料が激減して著作権者が経済的困窮に陥ったケース」
  • 出版社21社が電子書籍の新団体 - Copy&Copyright Diary

    asahi.com(朝日新聞社):電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い - 文化 http://www.asahi.com/culture/update/0113/TKY201001120503.html 時事ドットコム:電子書籍対応で出版界が新団体 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010011300275 出版社:国内21社が電子書籍協会発足へ アマゾンに対抗 - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100113k0000e040056000c.html 出版21社が電子書籍法人設立 アマゾン端末対処も視野 - 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011301000375.html 出版21社が電子

    出版社21社が電子書籍の新団体 - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2010/01/14
    出版社が作った版面(DTPデータ)は出版社が所有してるんじゃないの? 既刊はそのデータを活かせるようにして、新刊は電子書籍を含む出版契約を結んで行けば、自然に権利を持てると思うのだけど違うのかな。
  • 「ず・ぼん」の全文公開休止 - Copy&Copyright Diary

    非再販扱いということでも話題になっている、ポット出版の「の現場―はどう生まれ、だれに読まれているか」を読んだ。 の現場―はどう生まれ、だれに読まれているか 作者: 永江朗出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2009/07/14メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (54件) を見る出版の現状についてわかりやすく書かれていて、興味深く読んだ。 だが、書で一番驚いたのは同書86頁の次の記述。 (2008年、『ず・ぼん』のバックナンバー無料公開は休止した)*1 『ず・ぼん』は図書館についての雑誌というか、不定期刊行物で、8号からは毎号買っているし、1度書かせてもらったこともある。 最近は指定管理の話題が多く、自分の興味とは少し違う方向を向いているように感じるが、それでも出るのが楽しみなだ。 そして、『ず・ぼん』はバックナンバーにつ

    「ず・ぼん」の全文公開休止 - Copy&Copyright Diary
  • ポット出版の「Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」に感動した。 - Copy&Copyright Diary

    ポット出版が出した「Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」を読んだ。 ポット出版●Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について | ポット出版 http://www.pot.co.jp/news/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E5%87%BA%E7%89%88%E2%97%8Fgoogle%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%8C%96%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%9B%86%E5%9B%A3%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%92%8C.html ポット出版には私も縁があって、一度「ず・ぼん」に書かせてもらったことがある。 ず・ぼん11 | ポット出版 http://www.pot.co.jp/books/isbn97

    ポット出版の「Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」に感動した。 - Copy&Copyright Diary
    worris
    worris 2009/05/12
    しかし多くの人はポット出版を読んだことも聞いたこともなくてただのマイナー出版社の認識ではあるまいか。
  • 不十分な書誌情報 - Copy&Copyright Diary

    小田光雄氏の出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉を読んだ。 1999年にぱる出版から出ていて、長らく気にはなっていたのだけど、昨年の秋に書の続編とも言うべき出版業界の危機と社会構造を読んで、やっぱり読みたくなって、この度論創社から再刊されたので読んでみた。 出版不況が言われ始めてから10年ぐらい経つが、その初期に書かれた書でも、現在の問題の大半がカバーされていて、出版不況の根の深さはとてつもないものだと思った。 著者らの意見については、賛同できるところとできないところがあるが、出版界に対する(10年前の)現状認識・現状分析はとても興味深い。 ただ、書について、1つ大きな点が気になった。 前述の通り、書は1999年に出版されたものの再刊だが、初版には収録されていなかった文章が収録されており、「増補新版」として再刊されている。そしてそのことは「まえがき」に書

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