ハモンド・インタビューの昨日エントリで紹介した箇所でフリードマンは、ポパーから大きな影響を受けたことを認めている。しかしその後ポパーは、フリードマンの方法論を道具主義(instrumentalism)としてむしろ批判するようになり、人間的にも寛容さを失っていったという。そのためフリードマンは、以下のように、自身の方法論をいわゆるポパー的な方法論とは異なるものとして説明している。 If you and I disagree about a proposition, the question is how do we resolve our difference? If we adopt a Misesian methodological point of view, the only way we can resolve our difference is by arguing with o