「M78星雲」という言葉がウルトラシリーズに登場したのは、『ウルトラマン』第1話でウルトラマンが自らをM78星雲の出身と自己紹介する場面である。ただしこの時ウルトラマンは地球に到着したばかりで、地球人がM78と呼ぶ天体があることを知らなかったはずであり、「M78星雲」はウルトラ族自身による呼称であったと思われる。 企画時点ではM87星雲という名称だったが、脚本印刷時にM78星雲と誤記されてそれがそのまま放映され、定着したものである[2]。また、『ウルトラマン』の前作『ウルトラQ』の未発表脚本に、中性子怪獣ミクラーの出身地として「M87星雲」が登場する「M87星雲より!」という作品が存在し、『ウルトラマンA』第14話では北斗星司に「M78星雲」ではなく「M87星雲」と呼ばれている。また冷凍怪獣ぺギラが再登場する『ウルトラマン』の企画段階の『ベムラー』ストーリー案集に記載されている「凍る極光ラ