『盆栽の「質」について考える』
1月10日の記事 の中で，何気なく「質を求める」と書いてしまいましたが， では一体何を基準に盆栽の質の良し悪しを判断すればいいのでしょう。 人によっては，「値段が高い物＝質が良い物」と言うかもしれません。 しかし，世の中には値段が高いのに質が低い物や， 反対に質は良いのに値段が低く抑えられている物があります。 例えば霊感商法の壷や印鑑は， 質と不釣合いの値段が付けられています。 絵画商法と呼ばれる手法で売られる絵も， 質と値段が釣り合っていません。 反対に，質は良いけれど人気が無く，買う人がいないので 市場価格が安いものもあります。 つまり物の値段は多くの場合， 「マーケット（＝物を売る人とお金を払う人の群れ）」が決めています。 今の日本はデフレだそうですが，嗜好品や贅沢品の世界では， 反対に人は「値段が高い＝良い物」と思いがちです。 そういう人間の心理を上手く利用すれば， 物の良し悪しに
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
なおの趣味の園芸 良い盆栽とは
盆栽
