内需に期待できない昨今、中国人、インド人、アラブ人など、外国人消費者はビジネスに欠かせない存在となりました。しかし、問題となるのは文化の壁。その国の思想、倫理観、食習慣、宗教が理解できないと、せっかくビジネスを仕掛けても失敗する羽目に…。実際、宗教や食習慣を理解していなかったために、異国から撤退を余儀なくされた日本企業は数多くあります。 他国の文化、宗教を知るために勉強しておきたいのが世界史。グローバル化の波に乗ってか、出版不況にもかかわらず、ビジネスパーソンの間では空前の世界史ブームが起こり、さまざまな世界史関連の本がベストセラーになっています。そのなかでも話題となっているのが、『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』を手掛けたTBSテレビのプロデューサーが書いた本『「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史』(角田陽一郎著、アスコム刊)。今回はその