#人事ごった煮会in宮古2020振り返り 生まれてからずっと、山が町の9割を占める土地で育ってきた。 家族旅行はもっぱらスキーと登山。 海に縁遠いまま育ったわたしは、海が嫌いだった。 そして2020年11月、海がきれいな宮古島を、わたしは好きになった。 「海」と関わるとき、思い出す景色。小学生時代、私の住む神奈川県の山間から海までは、決して遠くない距離だった。小学校中学年のとき、遠足で訪れたのは【真鶴】。真鶴海岸で出会った大量のフジツボを足元に捉え、私は海の前で号泣した。そのときはっきりと「海は怖い場所だ」と認識したのを覚えている。 泳ぐのもあまり好きではなかった。本人としては泳げているつもりだったため水泳の測定会のときに「平泳ぎ 25m」と書いたら、担任の先生に「自由形」と書き直された。当時は何故か分からなかった(後に平泳ぎはバタ足でするものではない、と知る。しかしそれを知ったのは大人に