オンラインゲームで、不正プログラムを使って「強化」したゲームのキャラクターでプレーし、ゲーム会社の業務を妨害したとして、神奈川県警は25日、徳島市の男子専門学校生(17)ら3人を電子計算機損壊等業務妨害容疑で横浜地検川崎支部に書類送検し、発表した。3人とも容疑を認めているという。 県警によると、書類送検されたのはほかに福島県会津若松市の男子大学生(18)、奈良県五條市の男子高校生(17)。3人は共謀し、昨年5月23日ころから同8月20日ころまでの間、ゲーム会社「ネクソン」(東京都中央区)のオンラインゲーム「サドンアタック(SA)」で、「チートツール」と呼ばれる不正プログラムを27回にわたって使用。ゲームのキャラクターの頭部を大きくするなど、実際のゲームでは存在しない動作をさせ、ネクソンの業務を妨害した疑いがある。県警によると、チートツールに対する同容疑の適用は全国初。