ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (10)

  • 「ひきこもり」は現在も増え続けているのか? - シロクマの屑籠

    最近、忙しくてブログがなかなか書けないなか、面白そうな話題がTLを駆け抜けていった。togetterに、それがまとめられている。 togetter.com 「昔の方が暴力が横溢していたのに、なぜ今になって不登校やひきこもりが増えているのか」について、いろんな人がいろんな意見を述べている。不登校、というのも意外に新しい概念で、昔は登校拒否という言葉が使われていて、それ以前には、農業手伝いなどの理由で親が子どもに学校に通わせない、なんてこともあった。昭和の終わりになっても、田植えや稲刈りの時期になると学校を抜けて家業を手伝うクラスメートがいたものである。もちろん、今日の不登校においては農業手伝いのために学校に行かない・行けないという事情は滅多になくなっているだろうけれども。 で、不登校については、増加し続けている。少しネット検索してもらえれば右肩上がりのグラフにいくらでも出会うはずだ。コロナ禍

    「ひきこもり」は現在も増え続けているのか? - シロクマの屑籠
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    www6 2024/06/10
    子ども3人の小学校歴のべ10年になるが、カジュアルに1週間~学期単位で不登校になる子は明らかに増えたな。で、ケロっと戻ってきたりする。家に籠っててもゲームとかSNSで人間的な繋がりが保てるからではないかな。
  • 黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠

    こんにちは、黄金頭さん。熊代です。 今日はいくらか精神科医っぽいスタンスで返信させていただけたら思います。 1月17日のbooks&appsの寄稿記事、興味深く拝読しました。 物心ついた頃から社交不安症に当てはまっていそうだったこと、それがベンゾジアゼピン系抗不安薬によって改善したこと等について、黄金頭さんらしい文体で綴られていると感じました。また、後半では最近のベンゾジアゼピン系薬剤への警鐘がいったい何なのか・実際には処方されているのではないか、といった疑問も綴られていました。以前にお書きになっていた「結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの?」を念頭に置きながら、私の考えていることを返信してみます。 現代の学会や精神医学のガイドラインはベンゾジアゼピンの長期投与に否定的 はじめに、ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使用について、標準的な治療ガイドラインが何を言っているか確認してみましょ

    黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠
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    www6 2024/01/23
    薬って、一般人は処方されたものを飲んでるだけなのに、長く続けてるとさも自分が薬物や医療のエキスパートになったような錯覚に陥っちゃって、彼らの出す情報が手軽かつリアルだと有難がられるという厄介さがある
  • 「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠

    times.abema.tv 先日8月3日、ABEMA Prime さんにて「中高年のうつ病」という特集があってゲストとしてお邪魔させてもらった。思っていた以上に中高年のうつ病についての話が真面目かつ広く取り扱われて、限られた放送時間のなかでいろいろな話題が出て良かったんじゃないかと思う。そこで、中年危機について良さそうなアイデアが語られていたので、これは書き残したほうがいいと思ったので書いておく。 パックン「中年危機になったら髪型変えればいいんですよ」 そのアイデアは、番組のなかで中年危機の話になっていた時にぽろっと出てきた。隣の席のパックンさんがこうおっしゃったのだ。「アメリカでは中年危機って言葉はすごくポピュラー。中年危機になったらね、髪型変えればいいんです」。 おお、さすが中年危機がカジュアルに語られる国だけのことはある。そう出るか! 中年危機は英語でmidlife crisis

    「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 - シロクマの屑籠
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    www6 2022/08/05
    躊躇してたことをエイヤで試してみるのもいいよな。30歳をこえて仕事が停滞気味と感じたとき、人生で初めてパーマあてたなあ。30代をパーマで過ごしてたら色々と転機が巡ってきたけど、まあ良かれ悪かれよ。
  • 日本人にかかる性淘汰圧と、その行方を想像する - シロクマの屑籠

    はてな匿名ダイアリーと一部のtwitter界隈で、「現代の恋愛は、告白すれば告ハラ扱いされ、付き合う前に口説こうとすればセクハラやストーカー扱いされる」、という文章が注目されていた。関連して、「ぬいぐるみペニス(略してぬいペニ)」というネットスラングについても、はてなブックマークやnoteで目にした。 現代の恋愛ってぶっちゃけ平民には無理ゲーじゃない? [B! 増田] 現代の恋愛ってぶっちゃけ平民には無理ゲーじゃない? 「ぬいペニ」問題について|しの。|note 現状認識:交際までの曖昧なプロセスは難しくなっている これらに対する反応はさまざまだった。恋愛結婚の経験のある人々は「恋愛を理解していない」「告ハラなんて言われたところで無視すればいいしセクハラほどの誘い方なんてするほうが変」「まずは異性の友達作れ」などと書いていた。 1990年代的だと思うし、だからといって間違いだとも言いづら

    日本人にかかる性淘汰圧と、その行方を想像する - シロクマの屑籠
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    www6 2022/06/17
    自分たちは自分たちの世代(つまり自分)のことだけ気にしておけばいいよ。
  • 「ガチャは悪い文明」だとやっとわかった - シロクマの屑籠

    界隈では「ソーシャルゲームはガチャで派手に儲けている」と耳にするし、それは事実らしい。しかし、私はお金のあまりかからない部類のソーシャルゲームを、あまりお金のかからない遊び方で遊んでいたので、「射幸性」だの「依存性」だのと言われてもイマイチ実感が乏しかった。 『FGO』にしてもそうで、ガチャは初期投資の金額だけで十分と感じていた。メインストーリーを進めるにつれてサーヴァント*1がどんどん強くなり、★1~★4のサーヴァントもちゃんと活躍してくれるおかげで詰まる気配が無かった。そのうえ、ストーリーが進むと聖晶石*2がどんどん手に入り、戦力が増強できる。 「メインストーリーで得られる聖晶石と、ごく稀に出てくる★5サーヴァントがいれば、とりあえずゲームストーリーを進めるには問題ない。だから『FGO』は無課金~微課金で完結できるゲームだ。めちゃくちゃ課金してガチャを回している人達は、どこかおかしな遊

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    www6 2018/08/28
  • ファミコン版ウィザードリィの素晴らしさと、あの時代の位置づけを思い出す - シロクマの屑籠

    Sandstorm:ウィザードリィの「評価」を、改めて考える - livedoor Blog(ブログ) リンク先の記事を読み、PC-9801版『Wizardry』との出会いと、ファミコン版『ウィザードリィ』に熱狂していった記憶を思い出した。いてもたってもいられないので、当時のファミコン小僧がどんな風に“ロールプレイングゲーム”と付き合っていたのかも含めて書き留めておく。 1.私がPC-9801版の『Wizardry』に出会ったのは小学校時代の終わり頃だった。「『ドラゴンクエスト』や『ブラックオニキス』よりアイテムやモンスターの種類が多くて、“格的な”ロールプレイングゲームを買った」と友人が話していたので、どんなものなのか見に行った。 六年生だった私にも『Wizardry』のうわさ話は届いていた。少年ジャンプでファミコンゲームのレビューを書いていた『ファミコン神拳』の評者*1が、この『Wi

    ファミコン版ウィザードリィの素晴らしさと、あの時代の位置づけを思い出す - シロクマの屑籠
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    www6 2018/08/20
    自分をゲーム業界に引き入れた1本、ではあるよなあ。FC版は罪深いゲームだ。ベニー松山の小説ウィザードリィなんか読んじゃって、自分がオタ方面の世界にのめり込まなかったのが不思議でしょうがない。
  • 「ダイレクトな怒りがタブーになった社会」 - シロクマの屑籠

    togetter.com 昨年末に、「今の世の中では怒りをコントロールすることに高い価値が置かれている」というtogetterを見かけた。@marxindoさんの投稿を中心に、怒りの表出が困難になった現代社会についてあれこれ書かれている。 marxindoさんの投稿は私もリアルタイムで読んでいて、以下のようなツイートを書かずにはいられなかった。 今の人、怒りをコントロールしているっていうより怒りを遠ざけているだけだな、と感じる。もちろん昭和の人々が怒りをコントロールできていたとは限らない。しかし社会に怒りの表出が少ないからといって、コントロールできているのか、さっぱりわからない。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2017年12月27日 怒りをダイレクトに表出するのは、現代社会ではタブーとなっていて、そういうことをやると、やれトラウマだハラスメントだ虐

    「ダイレクトな怒りがタブーになった社会」 - シロクマの屑籠
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    www6 2018/08/02
    相対的に「怒る」国家である韓国を揶揄するあまり(もしくは故に)我々は冷静な日本人!的ステロタイプに迷い込んでる人もいるのでは。/うなぎ絶滅キャンペーンみたいな茶化し方でしか共感されないのは地獄味ある。
  • 自主性の乏しさが罪になってしまう社会 - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp リンク先を読み、自主性が乏しいけれども仕事が優れている人っているよね、と思った。 出しゃばらず、言われた仕事はきっちりこなし、上司やパートナーの采配次第では抜群の仕事をやってのける人材が、自主性を求められる状況に直面し、困惑して、メンタルヘルスを損ねて来院する……というパターンは精神科では珍しくないものだった。 今では死語になりかかっている感があるけれども、「メランコリ―親和型うつ病」などと呼ばれていた類型の患者さんのなかには、そういうタイプが少なくなかったように思う。フリーハンドを与えられるまではものすごく重用されて、人も報われた感触を得ていたけれども、フリーハンドを与えられた瞬間にマゴマゴしてしまい働けなくなってしまうタイプ。そういう患者さんは2000年頃に比べて減ってしまった。ひょっとして、自主性が乏しいけれどもしっかり働く働き手は淘汰されてしまったの

    自主性の乏しさが罪になってしまう社会 - シロクマの屑籠
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    www6 2018/01/05
    まあ自主性とリーダーシップとマネジメント能力はそれぞれ別もんだから。ピーターの法則とかスペシャリスト向けキャリアパスとか、ちゃんとした会社はちゃんと考えてるよ。「社会」で一律的に論じてもしゃーない。
  • 「日本スゴイ」と異世界技術チートは、どこか似ている - シロクマの屑籠

    gendai.ismedia.jp リンク先は、ゲームカルチャーの変遷と、それが社会にどんな具合に溶け込んでいったのかについて書いた文章です。 この文章の後半に、web小説で一定の支持を集めている異世界転生チートもの、とりわけ“内政モノ”とも呼ばれるような作品群について、『シビライゼーション』のような内政が重要なシミュレーションゲームからインスピレーションを受けているんじゃないかと書きましたが、このあたりについてもうちょっと書きたいことを書きます。 『まおゆう』を観た時から、「これはゲーム的だ!」と思わずにいられなかった 狭義の“内政モノ”には含まれないかもしれない作品も含めて、web小説には、異世界に近現代のテクノロジーを持ちこんだ主人公が、そのテクノロジー格差を利用して活躍する作品がそれなりあります。 まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(1) (角川コミックス・

    「日本スゴイ」と異世界技術チートは、どこか似ている - シロクマの屑籠
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    www6 2017/11/24
    「それなら、異世界に近現代のテクノロジーを持ち込んで無双している作品や視聴者も、同じように揶揄されて、残念に思われてもおかしくないのではないでしょうか」のとこでさすがに理解を断念した。
  • 全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠

    ここ最近、「価値のあるボク」「価値のあるアタシ」といった肥大した自己イメージを、いつまでたっても抱えている男女がそこらじゅうに溢れています。つまり、全能感を捨てきれない大人達が増えているわけですが、彼らが全能感を維持するメカニズムについては、あまり取り沙汰されていないようです。 この文章では、全能感を維持したい・いつまでも子どもの王様のままでいたい人にありがちな、二つの処世術を確認してみます。 1.自分が得意な分野で、全能感を何度も確認する ひとつめは、ごくオーソドックスな方法。 自分の優秀さや自分のバリューを確認しやすい場所で、それを反復的に確かめる、という方法です。ここに書いたように異性をひっかけて自分の価値を確認する人もいれば、ネットゲームtwitterで優秀さや有能さを確かめたがるタイプの人もいます。この際どこでもいいから、とにかく自分が優秀でいられそうなフィールドをみつけ、自分

    全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
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    www6 2010/01/19
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