放送回:0078-A 放送日:1977年04月02日(昭和52年04月02日) 演出:樋口雅一 文芸:境のぶひろ 美術:馬郡美保子(田中静恵) 作画:樋口雅一 あらすじ 昔、ある所に太郎と言うどうしようもない怠け者がいた。 いつもぶらぶら歩いていて、畑仕事はまったくやらない。 ある日、太郎は道端で小さな壷を拾う。壷の中には小さな男が入っていて、その男が太郎の家へ連れて行ってくれと言うので、太郎はその壷を家へもって帰る。次の日、太郎はいつも通りぶらぶらして家へ帰ってみると、家の中で男が一人寝ている。 何者だと尋ねてみると、昨日壷の中に入っていた小さな男だと言う。そうなのかと納得し、又次の日も太郎は一日ぶらぶらして過ごした。そうして家へ帰ってみると、壷の中に入っていた男が又一回り大きくなっていた。そんなこんなで数日が過ぎ、ついに男は家にぎゅうぎゅうに詰まるほど大きくなった。 そんな時、