Jagar39再びです。 愛玩と食用について、よく理解されていないように思われる方がおられるようなので、少し補足します。 まず「食べること」と「愛玩すること」は別々の回路なので本来矛盾はないという意見がありましたが、それは生産と消費が完全に分離されてしまった現代でのみ通用する見解です。 実際、スーパーに並ぶまでの間には、その動物が生まれ、育てられ、と殺解体されて初めて「食べる」状態になるのです。現代は産ませて育てる人とと殺解体する人、そして食べる人が分離していますが、長い歴史のほとんどの間、これらは全て同じ人が担っていたわけです。 そしてほとんど全ての人は、このサイクルと無縁ではいられなかったのです。 ですから、「産ませ育てる」行為には「愛する感情」が必要で、それは「と殺する」行為、そして「食べる」行為とは同じ人が同じ動物に対する行為なので連続しているがために「矛盾する」と言っているわけで