教育基本法が改正された。すでに別エントリ「極東ブログ: 教育基本法の改定に関心がない」(参照)で書いていたように私はこの問題に関心がない。なぜこんなことがメディアで話題になるのか不思議に思うし、率直に言って根幹はべたな利害対立だろう睨んでいた。 だが、どことどこの対立なのかが私にはわかりづらかった。極めて単純な構図にすれば、祭り騒ぎの旧左翼的勢力と国側の対立に見える。が、国側というのが曲者で官僚は別の意味で左翼(国家主義者)に近い。他方の祭り気分の右派勢力は張り子のごときもの。こんなものもどうでもいい。具体的な局面でどういう利害対立があるかだけが重要になる。が、私は現場にいないせいもあり、よくわからなかった。恐らく教育委員会に関わる利害対立なのだろう。 こうした過程で未履修問題だのタウンミーティング問題だのNHKの国際放送問題だのけたたましくどうでもいいネタが沸き上がってくるのだが、誰が仕