一緒に仕事をしている先輩の行動にいつも感心させられる。発想が豊かであるし理解が早いのだ。 例えばこちらの説明だけではすぐに理解できないとしても、適切な例えを出しながら幾つかの質問だけで大よそを理解してしまう。 そんな先輩を見ていて思ったのは、頭のいいと感じる人との条件の一つとして「共通点を見つける早さ」を挙げてもいいのではないかということだ。 例えば、一見して何の関連もないような問題がいくつか並んでいるとする。 普通の人であればそれぞれに解決策を練るところを、まずはその問題の共通点を見出していくつかに分類してしまうのだ。 さらにそれらを並べ直すことで、そこには提示されていない問題点まで見つけて解決してしまうことすらある。 営業先などに一緒に出かけて行っても、顧客から手に入る情報に対して自分とは全く違う視点を持っているのだと感じることが幾度もあった。 一度どうしてそれほどまでに色々なことが見