はじめに Sentry は OSS のエラー検知プラットフォームです.様々な言語に対応した SDK が用意されており,例えば JavaScript モジュールを使うとブラウザ上で発生したエラーや Node 上のエラー通知が可能になります. SPA でフロントエンドでの責務が多くなってきた昨今,エラーの検知は課題になりがちです.ユーザーの申告でしか気づけなかったバグや,特定のブラウザ・デバイスでしか発生しないエラーに気づけるようになります. Nuxt.js アプリケーションと Sentry を組み合わせた本番運用で,考慮が必要になった Nuxt.js モジュールと環境変数の扱いに関して紹介したいと思います. TL;DR; 本番環境のエラー検知のため Sentry を使うときの DSN 管理に困った DSN をサーバの環境変数として設定し,クライアント側には動的に渡したい nuxt-env は