こんばんは。数学とコンピュータ II Advent Calendar 10100日目の記事を書かせていただきます。 この記事では、ソリトンと呼ばれる対象についてご紹介します。 やや数学・物理色が強め、ですが、あまり詳細に囚われず読んでいただければ幸いです。 ちなみにソリトンは歴史的に見ても計算機のおかげで発展したと言っても過言ではなく、一方で近年ではセルオートマトンといった対象とも関わりがありますので、テーマ的にはあっていると思います。 そして日本が元々強い分野でありながら、あまり周知されていない気がするので、もし興味ある方(特に計算機に強い方々)が増えて、この分野が活気づけばいいな、と思って今回投稿しました。 本論に入る前に 1.まずちょっと言い訳(お詫び)です。 もともとlatexで書いていて、後でマークダウン用に変換したのですが、慣れていないためレイアウト等がかなり適当です。また数式
