米国コロラド州のレイクウッド市は最近、従業員が選ぶ「最高の職場」に選ばれた。これはDenver Business Journalが毎年行っているコンテストの8回目であり、2010年には知名度の高い「巨大企業」を、公的機関が打ち負かした形となった。こうした企業は、常夏の楽園への旅行を含む、さまざまなインセンティブや手当を、従業員に提供しているにも関わらずだ。 どこの公的機関にしても、このようなコンテストに勝つのは珍しいことだ。特に、米国中の州や市の多くが厳しい経済状況にあり、収入減に対応するために勤務時間を短縮したり、職員が望んでいない自宅待機を実施している状況では、なおさらだ。 わたしはレイクウッド市の市政担当官であるKathy Hodgson氏に話を聞き、今回の勝利の背景に何があるのかを探ることにした。そこでわたしが聞いた明快で簡潔なコメントは、どんな組織の指導的立場にある人にも通用する
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