ひっかき傷に対して強い耐性を持つサファイアガラス。Apple WatchのWatch版(無印版)以上に採用されているが、そのサファイアガラスは世界最大の人工サファイアメーカーの1つであるロシアのMonocrystal(モノクリスタル)社によって製造されていることがわかった。 Sputnik Newsによれば、Monocrystal社の2014年の年間収入は8700万米ドル(約107億8000万円)で、しかもこれはサファイア製造のみによる収益だという。昨年の石油価格暴落やウクライナ侵攻による各国からの経済制裁に伴うロシア通貨ルーブルの急落が、結果的にMonocrystal社の競争力をあげたことが原因で、Appleによって採用となったようだ。 Monocrystal社でどれだけのウエハーが製造されAppleに献上されたかは不明だが、他の複数の腕時計メーカーにも支給されていたようだ。 Apple
![Apple Watchのサファイアガラスはロシアから来ていることが明らかに](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a195c9caec61c79b9f6b1d9b68b27052eecbce6f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxiaolongchakan.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F08%2Fapple-watch-flat.jpg)